くらし ジャンボタニシの被害を防ぐために

近年、市内水田でジャンボタニシによる稲の食害が発生しています。効果的な対策を行い、被害を防ぎましょう。

◆冬の対策
ジャンボタニシは農地や用排水路で土中に潜って越冬します。ロータリー耕うんや水路などの泥上げを行い、破砕や寒風にさらすことによって殺貝効果を高めることができます。

◆耕うんのポイント・留意事項
・土壌水分が少なく、田面が硬いときに耕うんする
・トラクターの走行速度を遅く、ロータリーの回転を速くする
・耕うんの深さは6cm程度とする
・トラクターを移動させる際は、爪やアタッチメントもよく洗う
・小さい貝ほど破砕が困難であるため、浅水管理や農薬散布なども併せて実施する

◆水路の泥上げのポイント・留意事項
・地区全体で実施すると効果が高まる
・掘り上げた泥は、薄く広げて寒風にさらす
・泥の中に潜む貝をつぶすなど、貝が生き残らないように処理し、農地に持ち込まない

問合せ:農政課
【電話】79-6161