くらし 安全安心なまちづくりのために~犯罪ゼロを目指して!~

千葉県では、10月11日から同月20日を「安全で安心なまちづくり旬間」と定めており、町でも犯罪のない安全で安心なまちづくりを進めています。
昨年、町内での犯罪発生件数は82件で、一昨年と比べ28件の減少となりました。
今年6月末までの犯罪発生件数は49件で、昨年同期と比べて9件増加しています。引き続き犯罪抑止と安全安心なまちづくりに努めていきます。

■防犯ボックスの活動
安食駅ロータリー脇に設置した防犯ボックスの職員(警察官OBなど)が、児童・生徒の見守りや、交通の要所における街頭監視、犯罪抑止のための青色回転灯付パトロール車による町内パトロールなど、防犯・交通安全活動を実施しています。
また、防犯カメラを安食駅周辺など町内14か所に設置し、より一層犯罪が発生しにくい環境づくりに努めています。

■窃盗犯に注意
町内での今年6月末までの犯罪動向は、49件中46件が窃盗犯で、全体の約94%を占めています。
被害に遭わないためには次のような防犯対策が有効です。

▽空き巣や忍び込みなどの侵入盗対策
住宅をねらって家人の不在時に侵入する空き巣や、家人が就寝中に侵入する忍び込みは、侵入口のほとんどが窓など施錠されていない箇所からのものです。
対策として、鍵の閉め忘れに注意することや、各窓には補助錠などの防犯グッズを取り付けましょう。

▽自転車盗対策
町内での今年6月末までの自転車盗は5件で、昨年同期と同じ件数となっています。千葉県内では4,439件で、昨年同期と比べて137件増加しています。千葉県全体の発生件数は増加傾向にありますので、自転車から離れる際は、必ず施錠(補助錠でツーロック)しましょう。

▽自動車盗対策
最近、高級車をねらって「リレーアタック」と呼ばれる、スマートキーから電波を受信し、その電波を中継することで、車のロックを開錠し、エンジンを始動する手口が増えています。
対策として、スマートキーを電波遮断ポーチなどに収納するなど、盗難防止グッズを利用して盗難リスクを低下させましょう。

▽電話de詐欺に注意
今年6月末までの千葉県内における電話de詐欺(特殊詐欺)の被害は562件で、一昨年と比べ145件増加しており、被害総額は約34億9,080万円となっています。
町内では6月末時点で被害は報告されていませんが、官公庁の職員や警察官などをかたった電話de詐欺は、年々手口が巧妙化しています。
これらの犯罪に遭わないためには一人ひとりが日頃から詐欺対策を意識して実践することが大切です。

▽オレオレ詐欺
息子や親族をかたり、お金をだまし取ろうとします。
例:
「カバンなくした」
「すぐにお金が必要」
「代わりに部下が自宅へ取りに行く」

▽還付金詐欺
官公庁の職員をかたり、還付金など言葉巧みに誘い出し、ATMを操作させてお金をだまし取ろうとします。

▽架空料金請求詐欺
架空の料金未払いで民事訴訟をかたり、お金を振り込ませようとします。
例:
「未納料金がある」
「法的手段に移行する」

★被害防止対策
電話de詐欺の前兆電話(アポ電)は、毎日いたるところにかかってきています。対策として固定電話機は在宅中でも留守番電話設定にしておきましょう。

■SNSを利用した詐欺に注意
最近は、SNSを頻繁に利用する若い世代が詐欺の被害に遭っています。

[1]SNS型ロマンス詐欺
SNSでメッセージのやりとりを繰り返し、恋愛感情を抱かせ、「二人の将来のために資産を蓄えよう」「一緒に生活するためのお金を貯めよう」などと言って、現金を振り込ませる手口

[2]SNS型投資詐欺
SNSで著名人などになりすまし、「確率の高い資産運用がある」などと言って、投資話を持ちかけ、LINEや投資アプリに誘導し、現金を振り込ませる手口

★被害防止対策
SNSの広告やダイレクトメッセージには注意してください。自分一人で判断せず、家族や警察に相談し、詐欺被害に遭わないようにしましょう。

■相談窓口
・お金を振り込んでしまった
・キャッシュカードを渡してしまった
・不審な電話があった
このような場合は、110番や警察相談専用ダイヤル#9110
成田警察署【電話】27-0110
印西警察署【電話】42-0110
に通報、ご相談ください。

問合せ:くらし安全課安全協働推進班
【電話】33-7710