くらし 町長Column-コラム-

今、多古町では、成田空港が所在する町としてグローバル教育を推進しています。町を取り巻く環境は大きく変化し、オーストラリアに本社があるグッドマンによる飯笹・鷹ノ巣地区での国際航空物流施設の整備、旧多古第二小学校を活用した国際協力日本語学院の学生、ボリビア多民族国との文化交流など、外国の方々との事業・交流を推進しています。
そのような中、千葉県訪日教育旅行受入事業の一環として、台湾の児童との交流会があり、5月に彰化縣大園國民(しょうかけんだいえんこくみん)小学校の児童が久賀小学校を訪れた際は、私も参加させていただきました。ディアボロというコマの演技やダンス、ソーラン節などお互いの発表の場面では大きな拍手とともに笑顔があふれていました。子どもの頃から海外文化に触れたり、外国の方と交流したりすることは、相手を尊重し理解し合うことの大切さを学ぶ貴重な体験となります。
また、町では今年度から中学生の希望者を対象として、1泊2日の「イングリッシュステイ事業」も開始しました。2日間はすべて英語を使って生活し、国内留学とも言われています。
今後もさまざまな機会を通じて、ふるさと多古町に誇りを持ち、町の良さを世界に発信できる力を身に付け国際社会の担い手となるよう、グローバル教育を推進してまいります。