- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県芝山町
- 広報紙名 : 広報しばやま 令和7年3月号
■来年は快晴での豆まきを!
芝山町地域おこし協力隊の串田徹です。芝山町に移住して早くも4か月が経ちました。町中どこでも見ることができる航空機の姿に目を奪われながら、毎日新鮮な気持ちで芝山町のために奔走しております。
そんな日々の中で巡り合う町の一場面を切り取りながらレポートをお届けします。
▽今年も2月に入り、かねてより楽しみにしていた芝山仁王尊の「豆まき」の日「節分」がやってまいりました。例年ならば節分は2月3日ですが、今年は約4年に一度のペースで立春が変わる関係で、一日早い2月2日の日曜日が節分でした。
当日はあいにくの雨模様ー。傘を片手に仁王門へと続く石段を一歩ずつ踏みしめながら、予定通りお昼前に境内に辿り着くと人影もまばら。残念ながら「豆まき」は中止となっておりました。
私が境内についた後からも、福を分けていただこうと続々と人が集まって来ていました。私と同じくこの日を楽しみに訪れた方々は「豆まき」の中止を残念がってはいましたが、本堂の案内所にて住職たちから福豆を手渡しで頂戴し、それぞれが笑顔で福を持ち帰っていきました。「笑う門には福来る」ですね。
いただいた福豆は落花生をはじめ何種類かのお豆とおかきまでセットされていて結構なボリュームでした。
初めて訪れた芝山仁王尊節分会。あらためて本堂にて手を合わせ五穀豊穣と無病息災、芝山町の繁栄を切に願いながら「来年こそは晴れて開催できますように」とお祈りして境内を後にしました。
▽2月2日(日)、芝山仁王尊観音教寺の護摩堂にて、節分会が行われました。今年も数人の僧侶による経典の読み上げ「大般若転読」や、除災や求福のために七星を供養する「星供」など、除災招福を祈願した法要が行われました。参拝者はますますの発展を願いながら、大法要を受けていました。