- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県芝山町
- 広報紙名 : 広報しばやま 令和7年7月号
■地域の声をまちづくりに反映〜公共交通と道路整備〜町長麻生孝之
▽公共交通の拡充を目指して町の公共交通は、芝山千代田駅を始発とした「芝山鉄道」の他、芝山はにわ道を走る「空港シャトルバス(空港連絡バス)」と「横芝光号成田便」に加え、コロナ禍で休止をしていた高速バスも「成田シャトル新木場線」として一部復活しました。
芝山はにわ道を町の縦軸とした、本町と空港、都心方面へのアクセスは合計すると1日58便のバスが行き来しております。また、芝山千代田駅とJR松尾駅をつなぐ「芝山ふれあいバス(町コミュニティバス)」は高校生の通学の足として利用されております。
そして、町内全域を補完する支線的な交通を担う「芝山あいあいタクシー」があります。今年度から国際医療福祉大学成田病院への運行をスタートさせるなど町民の皆さんからの様々な要望を段階的に実現させていきたいと思います。「更に公共交通の足を延ばして欲しい」という、町の西側や東側に住む方々からの要望も私の耳に入っておりますし、直接私に要望された皆さんの声もしっかりと頭の中に入れてあります。
公共交通の利便性向上に向けては、議員時代から取り組んでいたライフワークの一つですので、引き続き財政状況を鑑みながら関係機関と具現化に向けて努力をしていきます。
▽町の基盤となる道路整備
本町には国道296号、芝山はにわ道といった広域幹線道路(国道・県道)、その他既存の県道が何本か整備されております。
成田空港の更なる機能強化や新しい成田空港構想など、将来の空港需要拡大に伴い安全対策や交通渋滞の緩和、まちづくりの観点などから国道・県道の拡幅の整備を昨年、正副議長と共に、千葉県へ要望に行って参りました。
空港の西側、東側、南側からの車両の増加を見込み、本町を通過して空港へ向かう広域幹線道路の重要性を説明して参りました。
先ずは町としてしっかりと道路網の計画を立てて整備方針を決める事が重要であり、道路整備はまちづくりと町の発展には欠かす事のできない事業であります。成田空港の機能強化に伴う効果を最大限に活用し、一体的に進めて参ります。
また、併せて町道の整備も計画的に行っていきたいと考えております。
▽公共交通広
・芝山あいあいタクシー
・空港シャトルバス
・芝山鉄道
・芝山ふれあいバス
※詳細は、本紙をご覧ください。