くらし 新年のあいさつ

皆さま、新年おめでとうございます。
輝かしい令和7年の新春をお健やかにお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
町長として2期目を迎え、1期目から進めてまいりました各施策の継続、そして更なる発展に向けた新たな取り組みを進めるとともに、10年・20年先の睦沢町の明るく素晴らしい未来に向けて、誠心誠意努めさせていただきます。
初心を忘れることなく、また、歩みを止めることなく、しっかりと全力で取り組んでまいりますので、これまで以上のご理解とご支援をお願い申し上げます。
さて、国際社会の共通目標であります「SDGs」は、「地球上の誰一人取り残さない」を掲げながら、個人や社会、ひいては地球全体が持続可能な状態を目指すグローバルなゴールであり、SDGsの先に地球全体としてのウェルビーイングな状態があるはずだと考えられております。
ウェルビーイングとは、「well(よい)」と「being(状態)」が合わさった言葉で、身体的にも精神的にも社会的にも満たされた幸福な状態のことをいいます。
言うならば、体も心も元気で、家族や職場、地域の人など、社会との温かい繋がりを感じている状態といえます。
さまざまな調査から、自分が幸せだと感じている、いわゆるウェルビーイングな人は、創造的で業務のパフォーマンスが高く、組織に良い影響をもたらすこともわかっています。
「今も未来も『いろんな笑顔であふれるまち』むつざわ」の実現に向けて、町民一人ひとりがウェルビーイングであることが必要です。
さらに、町職員がウェルビーイングであるなら、町民の皆さまへの対応や施策にも反映され、それが町民の皆さまの“笑顔”につながります。
町民一人ひとりの“笑顔”のためにまずは、職員がウェルビーイングになることで町全体へと広がり町の目指す将来像の実現に近づくと確信しています。
町長としての2期目の公約としました中学校校舎の建設、自主防災組織への支援をはじめとする各種プロジェクトを推し進めてまいる所存であります。
町民の皆さま、町にかかわるすべての人々への、安全と安心を、さらには夢と希望に満ちたウェルビーイングを、そして町への誇りを感じていただけるよう、全力投球で挑んでまいります。
最後になりますが、町民の皆さま方には今年1年、健康に十分にご留意をいただき、睦沢町にとって、また皆さま方にとって、より良い年となりますよう、心から祈念をいたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

令和7年1月吉日
睦沢町長 田中 憲一