くらし セアカゴケグモにご注意ください

7月22日、村内で特定外来生物『セアカゴケグモ』が発見されました。
攻撃性のあるクモではありませんが、毒を持っており、触れると咬まれることがありますので、素手で捕まえたり触らないようご注意ください。

・毒を持っているのはメスのみ(オスは無害)です。
・成熟したメスの体長は約7~10mmで、全体が黒色で、腹部は球のように丸く、背面は赤色の帯状模様、腹面に赤色の砂時計型模様が見られます。
・乳白色の卵のうが発見されることもあり、中には100匹ほどの子グモの卵が入っています。

■主な生息場所
・側溝の内部やその網蓋の隙間
・宅地の水抜きパイプの内部
・フェンスの基部や花壇のブロックの内部

■発見した場合
・絶対に素手で捕まえたり、触らないでください。
・靴で踏みつぶすか、殺虫剤を使用し駆除してください。
・卵(卵のう:卵の入っているふくろ)は棒きれなどでクモの巣ごとからめ取り、ビニール袋に入れて踏みつぶして駆除してください。(卵には殺虫剤の効果が薄いため)
・駆除したクモを処理するときも、素手ではなく手袋を着用するか、ほうきなどを使ってください。
・一匹でも見つかれば周囲に潜んでいたり、卵がある可能性があるので、周囲を確認するなど注意してください。

■咬まれてしまった場合
・患部を水でよく洗い、すみやかに医療機関を受診してください。
・咬まれた直後は、軽い痛みを感じる程度ですが、次第に痛みが増加し、腹痛、胸痛が起こることがあります。
・重症化した場合は嘔吐、発熱、高血圧、頻脈、進行性の筋肉麻痺など神経毒による全身症状が生じるため、医療機関において抗毒素血清による治療が必要です。

問合せ:下水環境課
【電話】0475-32-2494