- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長生村
- 広報紙名 : 広報ちょうせい 令和7年10月号 No.564
長生村長 小髙陽一
私がこの時期になると書きたくなる話題にハゼ釣りがあります。
ハゼ釣りを愛する皆さん、今年の釣果はいかがでしょうか。
昨年はどこに行っても「ダメだね」の声ばかりでした。私は、好不調の波はあっても、毎年9月から10月の2ヵ月で200匹から300匹が冷凍庫に入っていたのですが、昨年は100匹がやっとでした。
8年程前から11月の中旬頃、借りたお店に料理長の妻と捌いたハゼを持ち込み、近隣の首長を招いて、天ぷらを肴に談笑する「ハゼパーティー」を開催してきました。
山沿いの睦沢、長南、長柄の町長さんは「初めて食べた」方もいて大喜び。そうです、ハゼは魚屋さんにもスーパーにも売っていません。釣った人にだけ食べる権利があるんですね。
10月に入り、型も良くなるので土日は通い続けたいところですが、秋のイベントシーズンなので、はたしてパーティーまでに数がそろうのか心配です。もし一宮川か南白亀川で苦戦している私を見かけたら、おすそ分けしていただけないでしょうか。
ここだけの話ですが、「骨センベイ」がおいしいです。お通しで出てくるウナギ屋さんの「ウナギの骨センベイ」や和食屋さんの「アジの骨センベイ」もおいしいですが、ハゼの10センチから15センチぐらいの小さな骨を、天ぷらの前にカリッと揚げて口に入れるとビールが進みます。パーティーでも大好評で気をつけないと自分の分が無くなります。
「食欲の秋」自然の恵みに感謝です。