くらし 11月30日は年金の日です~国民年金のお知らせ

国民年金は、老齢になったときだけでなく、重い障害や死亡といった万が一のときに、生活の安定が損なわれることのないよう、みんなで前もって保険料を出し合い、経済的に支えあう制度です。国籍を問わず日本に住む20~59歳の全ての方が加入します。

■国民年金に加入する人とその手続き
◇国民年金の種別・対象者
国民年金の加入種別は次の3種類に分かれていて、20歳になったら全員いずれかに加入する必要があります。加入・種別変更などのときは届け出が必要です。
・第1号被保険者…日本在住の20~59歳で、自営業・学生・アルバイト・無職など、第2号・第3号被保険者以外の方。国保年金課国民年金係、区民事務所、杉並年金事務所で加入手続きを行ってください。
・第2号被保険者…会社員・公務員など厚生年金に加入している方。加入手続きは勤務先で行い、保険料は給与および賞与から差し引かれます。
・第3号被保険者…第2号被保険者に扶養され国内に住民登録がある20~59歳の配偶者(海外特例あり)。扶養者の勤務先に届け出が必要です。個人での保険料負担はありません。

◇任意加入の対象・期間
・国外在住で日本国籍を有する20~64歳の方
・国内在住の60~64歳の方
・65~69歳で老齢基礎年金などの受給資格期間を満たしていない方が、受給資格期間を満たすまでの間
※任意加入は、申し出のあった日からの加入。

問合せ:国保年金課国民年金係、杉並年金事務所
【電話】3312-1511

■国民年金保険料の納付(第1号被保険者)
7年度の保険料は月額1万7510円です。毎月の保険料の納付期限は翌月末日です。納付方法には、納付書による納付、口座振替、スマートフォン決済アプリ・クレジットカードなどのキャッシュレス納付などがあります。保険料をまとめて前払いすると割引になる前納制度、保険料に月額400円の付加保険料を上乗せして納めると、将来の年金額に加算される付加年金制度もあります。

問合せ:杉並年金事務所
【電話】3312-1511

◇保険料の納付が困難なときは保険料の免除・猶予制度をご利用ください
経済的に保険料の納付が困難な場合に、保険料が免除・猶予される制度があります。また、学生には、学生納付特例があります。保険料の免除・猶予・学生納付特例を利用した期間が10年以内なら、後日納付することもできます。

問合せ:国保年金課国民年金係、杉並年金事務所
【電話】3312-1511

◇マイナポータルから電子申請ができます
第1号被保険者の資格取得・種別変更の届け出、保険料免除・猶予・学生納付特例の申請、口座振替の申し込みなどは、マイナポータルから申請でき、審査結果を確認することができます。
また、ねんきんネットでは年金記録を確認できるほか、年金見込額の試算もできます。その他、ねんきんネットを活用した「納付書によらない納付」も可能です。詳細は、日本年金機構HPをご覧ください。

問合せ:国保年金課国民年金係、杉並年金事務所
【電話】3312-1511

■海外転出入をする方は手続きが必要です
第1号被保険者が海外に転出すると、国民年金の加入資格は喪失します。また、海外から転入し国内に住民登録をした場合は、日本国籍の有無にかかわらず国民年金への加入が義務付けられています。国保年金課国民年金係、区民事務所(日本国籍を有する方のみ)、杉並年金事務所で手続きを行ってください。

◇国外在住でも任意加入ができます
国外在住でも日本国籍を有する20〜64歳の方は、申し出により任意加入ができます。併せて、年金額を増やすことができる付加年金制度も利用できます。
海外から転入し、国内に住民登録をした場合は、国民年金の任意加入から強制加入への切り替え手続きが必要です。

問合せ:国保年金課国民年金係、杉並年金事務所
【電話】3312-1511

■こんなときは杉並年金事務所へ
相談などの内容によっては、予約が必要です。

◇要予約
(予約受け付け専用【電話】0570-05-4890〔IP電話からは【電話】6631-7521〕)
・年金受け取りの手続き
・年金加入記録の確認や年金見込額の計算などの相談
・年金を受け取っていた方が亡くなったときの手続き
・各種年金に関する相談

◇予約不要
・保険料納付書の請求、クレジットカード納付や口座振替に関すること
・追納の申し込み

問合せ:杉並年金事務所
【電話】3312-1511