スポーツ 東京2025デフリンピックいよいよ開幕!

■足立区ゆかりの選手を応援しよう!
デフリンピックへの出場が内定している4人に、大会への意気込みを伺いました。

◆体を張ったセーブでチームの士気を高める!
▽ハンドボール 定野 巧(さだのたくみ)選手(区内出身・在住・区職員)
同じ公務員で聴覚に障がいがある先輩の誘いでデフハンドボールを始めて約2年。この舞台に立てることが光栄です。
この競技は点の取り合いが激しいので、一球をセーブすることが勝敗を大きく左右します。点の取り合いの中で相手のシュートを止めれば、チームの士気はぐっと高まります。試合の緊張感の中、ゴールキーパーとして各国を代表する選手たちの強烈なシュートを止める瞬間の迫力を、観(み)る人に感じてほしいです。

◆「形(かた)」で表現される魅力的な世界観に注目!
▽空手 団体形 湯澤 葵(ゆざわあおい)選手(区内在住)
3人で行う「団体形」は、全員で呼吸やタイミング、動きを一つひとつ合わせて演武する必要があります。息をぴったり合わせてこそ生まれる迫力を会場で感じてほしいです。
また、デフ空手ならではの工夫にも注目です。例えば、「形」の名前を手話で表現したり、組手では審判の合図を手話やライトで示したりと、視覚的な情報保障が整っています。その点もぜひ注目してください。

◆仲間とともに、世界の強豪に挑む!
▽ハンドボール 辻井 隆伸(つじいたかのぶ)選手(区職員)
デフリンピックは、デフハンドボールを身近に感じてもらうとても良い機会です。この競技の魅力は、点の取り合いのスピード感と迫力あるプレーです。聞こえないことを感じさせないパス回しや駆け引きの中でゴールを奪う場面は、本当に見応えがあります。
「きこえない人がスポーツをすると、どうなるんだろう?」という興味からでも構いません。ぜひ、楽しんで観戦してほしいです。

◆スピードを武器に金メダルをめざす!
▽バスケットボール 若松 優津(わかまつゆず)選手(区立宮城小学校・第九中学校出身)
世界の強豪が相手で、簡単な試合は一つもありません。自分の強みであるスピードを活(い)かし、アグレッシブにボールを奪いに行くディフェンスでチームに勢いをもたらしていきたいと思っています。
声でコミュニケーションは取れずとも、アイコンタクトやハンドサインで合図して、チームワークを発揮できるよう準備してきました。自分たちの力を出し切り、金メダルをめざして頑張ります。

◆3種目の競技スケジュール
東京2025デフリンピック公式YouTube(ユーチューブ)でも競技をライブ観戦できます!

種目:空手 団体形(女子)
日程:11月23日(祝)
場所:東京武道館(足立区綾瀬3丁目20番1号)

種目:バスケットボール(女子)
日程:11月16日(日)から25日(火)
場所:大田区総合体育館(大田区東蒲田1丁目11番1号)

種目:ハンドボール
日程:11月16日(日)・17日(月)・19日(水)・21日(金)・23日(祝)・25日(火)
場所:駒沢オリンピック公園 総合運動場 屋内球技場(世田谷区駒沢公園1丁目1番)

※予選から決勝までのスケジュールのため、前記4選手の出場日程とは異なる場合があります。
くわしくは区のホームページをご覧ください。

◆会場で一緒に!手話で選手を応援しよう!
▽「がんばれ」
両手で拳を作り、2回下におろします。

▽「はくしゅ」
両手を上にあげ手をひらひらとさせます。
(コピーライト:東京都)

問い合わせ先:パラスポーツ推進担当
【電話】03-3880-5087