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■サブスクリプションのトラブルに注意しましょう
定額料金で一定期間、商品やサービスを利用できるサブスクリプションに関する相談が増えています。
今回は、その事例とアドバイスをご紹介します。

◇事例1
口座から毎月500円ほどの身に覚えのない引き落としがあることに気付いた。調べたところ、5年前に解約した携帯電話の契約時に加入した動画配信サービスの料金であることが分かった。携帯電話の解約と同時にサービスも解約したつもりでいたため、使っていないサービスに5年も支払いを続けてしまった。

◇事例2
ダイエットサポートサービスを利用できるアプリをダウンロードし、会員登録を行った。1年後、サービスを解約するためにアプリを削除したが、それだけでは解約できていなかった。改めて解約手続きを行おうとしたが、ログインに必要なID・パスワードを忘れてしまい、解約できない。

▽アドバイス
サブスクリプションは一般的に、一度契約をすると解約しない限り自動的に継続されます。毎月のクレジットカードや銀行口座の明細を確認することが大切です。継続して契約する意思がない場合は、すぐに解約の手続きをしましょう。
アプリのサブスクリプションの場合は、アプリを削除するだけでは契約を解約できません。端末によって解約方法が異なるので確認しましょう。
登録したIDやパスワード、支払い情報などは、解約手続きをする時に必要になる場合があるので、忘れないよう管理しましょう。

トラブルになった場合は、消費生活センターにご相談ください。

担当課:消費生活センター(立石5-27-1 ウィメンズパル内)
【電話】03-5698-2311