- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都葛飾区
- 広報紙名 : 広報かつしか 令和7年7月5日号
調理をする際に出るにおいはおいしそうな良いにおいだと感じる場合もありますが、毎日のように同じにおいをかいでいると不快に感じてしまうこともあります。また、ある人にとっては良いにおいでも、好みや習慣によっては不快に感じる人もいます。
飲食店などの事業所から出るにおいについては、状況に応じて区が指導を行っています。
■これまでに寄せられた相談の例
・近所の飲食店から毎日油のにおいがして困っている
・においが外に干している布団や洗濯物についてしまう
・毎日同じにおいを嗅いでいるうちに体調が悪くなってしまった
■外国料理のにおいに関する相談が増えています
香辛料を使った外国料理などは、慣れていない人にとっては不快に感じる場合があるかもしれませんが、悪臭の判断は難しく、個人宅から発生するにおいを区が指導することは困難です。当事者間の話し合いで自主的に解決することが望まれます。
地域の仲間として、お互いに思いやりをもった解決をめざしましょう。
■食品を扱う事業者の方へ
働いている方は、においに慣れてしまい気が付かないことがあります。まずは、事業所の周辺を歩いて回り、においが感じられるか確かめましょう。
においが感じられたら、においの出る作業は早朝を避ける・換気扇の位置を工夫するなど、においを減らす対策を検討しましょう。
近隣から苦情を受けた場合は、相手の立場に立って改善に努めましょう。対策を怠ると民事訴訟に発展してしまうこともあります。においの感じ方は人それぞれだという意識を持ち、日頃から周囲への配慮を心掛けましょう。
担当課:環境課
【電話】03-5654-8236