- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都葛飾区
- 広報紙名 : 広報かつしか 令和7年7月25日号
令和6年1月1日に発生した能登半島地震や、最近多発している鹿児島県のトカラ列島近海を震源とした地震など、大地震はいつ、どこで起こるか分かりません。
いざというときに備えて、家庭での対策を進めましょう。
【家庭でできる大地震への備え】
◆自宅での備蓄
地震発生直後は人命救助が優先されるため、すぐに救援物資が届かないことがあります。水や食料など生活に必要な物を最低3日分、できれば1週間分備蓄し、自力で乗り切れるようにしましょう。また、災害時には生活用品や医薬品なども不足することが想定されるので、各自で準備をしておきましょう。
▽備蓄品の例
食料品:水(1人当たり1日3L)、食料(缶詰やレトルト食品など)
生活用品:カセットコンロ、ごみ袋、常備薬、簡易トイレ
道具類:ラジオ、LEDライト、乾電池、モバイルバッテリー
感染対策:マスク、ビニール手袋、体温計、消毒液
高齢者向け:おむつ、おしりふき、医薬品
乳幼児向け:おむつ、おしりふき、おやつ、乳幼児用ミルク
ペット用品:ペットフード、移動用ケージ、ペット用トイレ
◇簡易トイレ
自宅の便器に「ビニール袋」を被せて「消臭・凝固剤」を入れるだけで簡単に使用できます(目安:7回×人数×7日分)。
凝固剤がない場合は、細かく切った新聞紙でも代用できます。
▽ローリングストックで日頃から備えましょう
日常的に利用できるストック食材(カップ麺やレトルト食品、缶詰など)を多めに購入し、古いものから使い、使った分を補充するローリングストックをしましょう。
◆地震に強い部屋づくり
地震による死亡やけがの原因の多くは、転倒した家具や割れて飛散したガラスによるものです。また、地震による火災の約6割は電気が原因です。自宅の安全を確認し、災害に備えましょう。
・大きな地震が発生したときに自動でブレーカーを落とす感震ブレーカー(1)の設置が、地震による電気火災の対策に効果的です
・L字型固定金具やポール式器具で家具を固定する(2)
・重いものを下に、軽いものを上に収納する
・できるだけ低い位置に設置し、粘着マットやネジなどで固定する
・懐中電灯を用意
・金具で連結する
・窓などには、ガラス飛散防止フィルム(3)を貼る
・キャスター付きの家具は移動しないようにロックする
・ストッパー式器具
※詳しくは本紙をご覧ください。
▽家具の配置も確認!
寝室や避難経路となる場所には家具・家電を置かないようにしましょう。他に置き場がない場合は、人がいる向きに倒れないよう配置を工夫しましょう。
▽防災器具設置の補助
申請方法など、詳しくは補助金案内または区HPをご覧になるか、お問い合わせください。
内容・補助額:
(1)感震ブレーカー/上限2万円・5万円(設置方法により異なります)
(2)家具転倒防止器具/上限3万円
(3)ガラス飛散防止フィルム/上限2万円
―いずれも―
対象:区内在住で、世帯全員が次のいずれかに該当する世帯
・満65歳以上である
・身体障害者手帳(1・2級)の交付を受けている
・愛の手帳(1・2度)の交付を受けている
※(1)は、火災危険度ランク3以上の地域(下記参照)で戸建木造住宅(2階建て以下)に住んでいる世帯も対象です
補助金案内配布場所:危機管理課、地区センター
区HPからも取り出せます。
◆先着順(無くなり次第終了)
感震ブレーカーを無料配布しています
対象:火災危険度ランク3以上の地域(右記参照)在住で、次の全てに該当する住宅に住んでいる世帯
・戸建木造住宅(2階建て以下)
・三つ穴式コンセントまたはアース付きコンセントがある
・世帯専用の分電盤があり、分電盤に漏電遮断器がある
申込方法:所定の申請書と本人確認できる物(運転免許証、マイナンバーカードなど)を危機管理課窓口へ持参。
申請書配布場所:危機管理課、地区センター
区HPからも取り出せます。
▽火災危険度ランク3以上の地域
・立石1~4・6~8丁目
・東立石2~4丁目
・四つ木1~4丁目
・東四つ木3・4丁目
・宝町1・2丁目
・堀切1~8丁目
・東堀切1・2丁目
・小菅1~3丁目
・お花茶屋1~3丁目
・亀有2・5丁目
・西亀有3・4丁目
・青戸1・2・5・6丁目
・新小岩1~4丁目
・東新小岩4~8丁目
・西新小岩3~5丁目
・奥戸2・3丁目
・高砂2・3・5・6・8丁目
・鎌倉1~4丁目
・細田1・4・5丁目
・柴又1~4・6・7丁目
・新宿1・2・5丁目
・金町2~5丁目
・東金町3~6丁目
・水元2・4丁目
・東水元1丁目
・南水元1・2・4丁目
・西水元1~3・6丁目
担当課:危機管理課(区役所5階503番)
【電話】03-5654-8254