くらし [コラム]消費生活センター

■フリマサービスのトラブルに注意!
インターネットを通じて個人間で商品やサービスを取引できる「フリーマーケットサービス」(フリマサービス)市場が急拡大するなか、フリマサービスに関連する相談が増加しています。

○事例
フリマサービスでブランドバッグを10万円で購入した。商品説明欄にシリアルナンバーが表示されていたので、本物だと思った。念のため商品をデパートで見てもらうと、正規品ではないと言われた。フリマサービス運営会社に偽物であったことを伝え返金を求めたが、「取引が完了しているので対応できない」と返答された。

○助言
フリマサービスでの取引は個人間取引です。トラブルが発生した場合、当事者間の話し合いで解決するよう求められています。消費生活センターは個人間取引のトラブルに対して介入できません。リスクを伴う取引であることを理解したうえで利用するようにしましょう。
購入者は商品が届いた後、商品の状態を確認して、出品者が評価をすると取引完了になり、代金が出品者に支払われます。取引完了後に商品の問題に気付いても、出品者と連絡が取れないことがあります。商品についての疑問点は、必ず取引前に確認しましょう。
また、出品者の取引履歴や評価をチェックし、信頼性を事前に調べることが大切です。

問合せ:消費生活センター
【電話】395-8383(直通)
相談受付…午前9時〜正午、午後1時〜4時