くらし 民生・児童委員 あなたの悩み・困り事を気軽に話せる人がいます。

■地域の身近な支え役になりませんか?
民生・児童委員は、「どこに相談したらいいのかわからない」、「まずは話を聞いてほしい」など、地域の中で福祉に関わる悩みを抱えている方の身近な相談相手として、さまざまな活動を行っています。
令和7年度4月1日現在、多摩市の定数112人の内、82人が民生・児童委員として活動しており、欠員が30地区となっています。欠員地区の詳細は、公式ホームページをご確認ください。
地域の身近な支え役として、民生・児童委員になりませんか?

■民生・児童委員の事例紹介
民生・児童委員活動の中で、実際に関わった事例についてご紹介します。
※近隣の方とのトラブルなど、対応できない内容もあります。ご了承ください

▽足腰の痛みに悩む1人暮らしのAさん

Aさん:最近足腰に痛みがあって、買い物も満足に行けないことが多くて…。
民生委員:多摩市社会福祉協議会が行っている「たすけあい有償活動」は知っていますか?有償ですが、買い物やお掃除を代わりにやってもらえる仕組みがありますよ。ご紹介しましょうか?

Aさん:初めて聞いたわ、早速相談してみようかしら…。
民生委員:連絡先をお伝えしますね!

〔事例解説〕
相談を受けた民生委員は、相談者(Aさん)の年齢や、体調の様子などを考慮し、多摩市社会福祉協議会が行っている、家事援助や介助などを住民同士で支え合う「たすけあい有償活動」を紹介しました。Aさんはその後買い物や掃除の援助を受け、日常生活の負担が無くなったそうです。
他にも、相談内容に応じて適切な関係機関をご紹介します。

▽育児に悩むBさん

Bさん:子どもを産んだばかりで、体調もすぐれない中で育児を行えるか心配なんです。
民生委員:体調もすぐれない中の育児、大変ですよね。こども家庭センターの保健師さんが相談に乗ってくれますよ。連絡先をお伝えしますね。

〔事例解説〕
出産されたばかりの方から、子育てや自分自身の体調の不安について相談を受け、こども家庭センターの保健師を紹介しました。Bさんはその後産後ケア事業の利用ができ、育児に関する不安が軽くなったそうです。
民生委員は、子どもの福祉に関わる相談を受ける児童委員も兼ねております。児童委員以外にも、子どもや子育て家庭への支援を専門とする主任児童委員もいます。

■令和6年10月委嘱委員にインタビュー!
Q.1 民生・児童委員の第一印象
地域密着型の安心できる存在という印象です。実家で1人暮らしをしている父のところへ民生委員さんが訪問してくださる機会がありました。その民生委員の方は、父の話を聞いて何気無い会話で応えてくださり、父も楽しそうに会話をしていました。1人暮らしの高齢の父にとって、民生委員は身近で気軽に相談したり話したりできる存在です。

Q.2 実際に活動をしてみた印象の変化、活動をしてみてどう感じたか
民生委員になり、地域の高齢の方々を訪問し、お話を聞くことで、自分の方が学ぶこともあります。また、高齢の方からお話を聞くことは地域活動として大切なことと思いました。最初の訪問は、先輩委員さんが同行してくださり、スムーズなコミュニケーションができ、身近な人と人のつながりの必要性を感じることができました。研修なども実施され、自由に参加でき情報や知識を得ることができることも心強く感じています。

▽多摩市の民生委員の1日に密着!
YouTube「多摩市公式チャンネル」に多摩市の民生委員の1日に密着した動画が公開中です!

▽5月12日は民生・児童委員の日
多摩市民生委員協議会によるPR活動を行います

(1)市長による1日民生・児童委員
5月12日(月)午後1時~3時
市内3駅で実施(聖蹟桜ヶ丘・永山・多摩センター各駅)

(2)懸垂幕掲示
5月12日(月)~16日(金) 市役所本庁舎

(3)図書館展示
4月30日(水)~5月27日(火) 豊ヶ丘図書館

(4)ガーデンシティ多摩センターこどもまつり2025
5月5日(祝)午前10時~午後6時

■民生・児童委員の活動に興味のある方は福祉総務課までお問い合わせください。
まずは面談をして、活動内容をご説明します。
ID:1003126

問い合わせ:福祉総務課
【電話】338-6889【FAX】338-6881