くらし 国立公園コラム(11)

■「次々と始まる、「花のリレー」!(伊豆諸島の植物紹介―オオシマザクラ)」
伊豆大島を含む、伊豆諸島全体(八丈島まで)が「富士箱根伊豆国立公園」の一部となっていることをご存知ですか?唯一無二の火山景観が「日本を代表する景色」として選ばれています!島独自の生態系や、変種の多さなど、伊豆諸島は自然環境や生き物が面白い場所です。
新しい出会いが沢山の4月、初旬は「オオシマザクラ」が満開で、元町の集落からもその様子が楽しめます(年変動があるので時期がずれることもあります)。活火山の伊豆大島には推定150万本のオオシマザクラが山の斜面などを覆っているそう!植生の遷移(噴火後などの裸地が深い森になるまでの過程)の途中だからこそ見られる光景かもしれません。伊豆諸島の固有種で、白っぽい花とほんのり甘い香りが特徴です。
そんな大島には環境省の事務所があります。普段は書類作業が多いものの、普及啓発のイベントの実施や公園内の巡視なども行っています。昨年度からは、この「国立公園コラム」も始めさせていただきました。
みなさんも大島の自然を楽しみながら、大切にしたいと思いませんか?令和7年度も、伊豆諸島の自然や魅力などについてたっぷり紹介していきますので、今後ともよろしくお願いします☆
(本紙下記QRコードから読めるアクティブレンジャー日記には、伊豆諸島全体の写真や活動報告、より詳しい自然の解説もありますので、あわせてどうぞ!)

問い合わせ:環境省伊豆諸島管理官事務所
【電話】2-7115【E-mail】[email protected]