くらし かわさきの思い出

2-3面で特集した川崎臨海部は、かつては豊かな漁場でした。昭和34年3月号のかわさき市政だよりでは、埋め立てが進む川崎臨海部で、あるものが生産される様子を報じています。

Q 明治時代から約100年ほど、川崎の海で盛んに生産されていたものは何でしょう?

A 答えは海苔(のり)です。日本有数の品質を誇る海苔づくりが行われ、「大師のり」として全国に知られていました。川崎大師周辺には今も海苔を扱う商店が並んでいます。