くらし 若い世代が集い、にぎわうまち

川崎市長 福田 紀彦
昨年開催されたパリ2024オリンピックでは、川崎を拠点に活動されてきたブレイキンの半井重幸選手(Shigekix)や湯浅亜実選手(AMI)が活躍され、川崎のみならず、日本中が大きな感動に包まれました。ブレイキンだけでなく、スケートボードやBMXなどのいわゆるアーバンスポーツが、オリンピックでの多くの日本人選手の活躍により、日本中で大変な盛り上がりを見せています。
本市ではこれまで、市内各所で若者が日々ダンスの練習を行うなど、ストリートカルチャーが育まれてきた経過があり、その結果、さまざまなジャンルで世界で活躍する選手が輩出されるようになりました。そんな川崎で、7月27日から8月3日にかけて、ジャンプロープ(ダブルダッチなどの縄跳び競技)の世界選手権大会が開催されます。約30の国と地域から2,000名を超える代表選手が川崎に集まり、市にゆかりのある選手も多数出場します。世界最高峰のパフォーマンスを間近で見られる絶好の機会ですので、ぜひお運びいただき、その熱気を会場で感じていただきたいと思います。
また、こうしたトッププレーヤーの活躍を見た人が、実際に体験したり、練習したりできる環境づくりも進めています。今年は、市民の皆さまが気軽にバスケットボールやスケートボードなどを体験できる施設として親しまれてきたカワサキ文化会館を移設し、新たな施設の運用を開始しますので、ぜひご家族や仲間同士で訪れていただければと思います。
これからも、若い人たちが集い、自らの可能性を広げるための環境づくりに向けて取り組み、活力と魅力にあふれたまちづくりを進めてまいります。