くらし 横須賀の農福連携
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- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県横須賀市
- 広報紙名 : 広報よこすか 令和7年3月号
梅の花の匂いにも誘われ、だんだんと春の訪れを感じるようになってきました。これからはキャベツやイチゴなどのよこすか野菜が、ますます美味しくなっていく季節です。
このよこすか野菜ですが、現在は農家の方だけではなく、障害をお持ちの方も一緒になって、生産されているのをご存じでしょうか。
これは、担い手不足という農業の課題解決を図りながら、併せて障害をお持ちの方が活躍できる場所を創出する、農福連携という新しい試みです。
横須賀市では5年前に長沢で始まり、その後、大矢部、長井と拠点が増え、今では他市からも通われるほど、約40名の方が日々の仕事として従事されています。
私も現場にて拝見しましたが、皆さんが本当にいきいきとされており、いただいたイチゴのその美味しさが今でも忘れられません。
障害をお持ちの方でも、安心して、そして充実した仕事ができるということは、誰も一人にさせないまちに欠かすことができないものです。
作る人の笑顔と真心によって、食べる人の笑顔が生まれます。
農業と福祉。横須賀の農福連携の輝きを、是非、ご覧いただきたいと思います。
横須賀市長
上地 克明