- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県小田原市
- 広報紙名 : 広報小田原 令和7年5月号 第1273号
「第7次小田原市総合計画令和7年度実行計画」では、基本構想で掲げた5つのまちづくりの目標ごとに、特に今年度において重要な取り組みとなっている「重点事業」をはじめ、市が実施する各分野の具体的な取り組みを示しています。
ここでは、その一部を紹介します。
◆いのちを大切にする小田原
《こども計画推進事業》
「子ども・若者」と「子育て支援」に関する施策を一体的に推進するため「小田原市こども計画」を策定しました。
この計画に沿って、次の世代を担う全ての子どもや若者一人一人が、将来にわたって自分らしく幸せに生きることができる社会を、地域全体で創造するために、さまざまな主体と連携して取り組みを進めていきます。
◆自然環境の恵みがあふれる小田原
《小田原市・足柄下地区ごみ処理広域化推進事業》
本市と足柄下郡3町(箱根町・真鶴町・湯河原町)での、ごみ処理広域化に向けた検討を行います。
令和7年度は、ごみ処理の1系統への集約に向けて、ごみ排出量の将来予想などを踏まえた施設の検討や、広域化のメリットの検証などを行い、基本構想の策定に着手していきます。
◆未来を拓(ひら)く人が育ち、地域の絆が結ばれる小田原
《おだわら市民学校事業》
「おだわら市民学校」を開校し、小田原のために何かしたい人を、実践につなげる「学びの場」を提供します。
また、地域課題の解決を担う人材を育成するため「おだわら市民学校」を卒業した後に、さまざまな分野における地域の現場での実践や活動ができる、より有効な仕組みを検討していきます。
◆地域経済が好循環し、多彩な資源が花開く小田原
《まち歩き観光推進事業》
小田原の多彩な地域資源をつないで回遊できる「まち歩き観光スタイル」の確立に向けて、まち歩き観光の関係団体と協力しながら、市民や事業者の参画を促し、観光人材の育成を図っていきます。
令和7年度は、下曽我、国府津、栢山の各エリアで市民などが対象の「まち歩きツアー」を造成・実施します。
◆安心して暮らすことができる小田原
《災害対策用資機材整備事業》
「災害時備蓄計画」に基づき、災害時の食料などを購入する公的備蓄に加えて、新たに民間企業の流通ルートを活用した流通備蓄体制を構築していきます。
これによって、事業者の店舗在庫物資について、平時から予約料を支払うことで、発災時における一定の物資の確保を図ることができます。
〈市〉
避難所・避難場所など
↓支払い(平時+災害時)
〈市内に店舗を構える事業者〉
↓数量・時期確約(平時)
〈市〉
〈倉庫内〉
店舗などで販売・流通(平時)
↓
〈店舗など〉
↓
〈店舗在庫〉
↓物資供給(災害時)
〈市〉