- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県小田原市
- 広報紙名 : 広報小田原 令和7年11月号 第1279号
自然環境の恵みがあふれる小田原。そんな小田原で多くの「若者」が活躍する農林水産業の現場をご紹介します。
◆vol.4 若者のチカラ~水産業編~
小田原魚市場鮮魚部遠海課係長
大津一馬さん
小田原魚市場の若手ホープ職員。貝類などの仕入れや、競り後の対応など広く業務をこなす。食の台所、魚市場を支える職員として、汗をかき、日々努力を積み重ねる。
《先輩の背中を追って毎日奮闘》
インターンシップの一環で、小田原みなとまつりのスタッフとして働いた経験があり、就職活動の際、その時のことを思い出しました。性格的に、現場で動き回る仕事が合っているのではないかなと思い、今の仕事を選びました。
市場の仕事は想像以上に朝が早くて驚きましたし、最初は小田原の魚市場だけに目を向ければいいのかと思っていましたが、実際には横浜や豊洲など他の市場の動きにも目を配らないといけないことに気付きました。市場には尊敬できる人がたくさんいますが、今はまだ目の前の仕事に必死で、そんな姿に自分がなれるか、不安になることもあります。競り場では臨機応変な対応が求められるので、うまく場をさばけるように、経験を積みながら日々勉強しています。
今後、小田原の市場は、毎日駐車場が満杯になるくらいにぎわってほしいですね。ここでおいしい魚を楽しんでくれる人が増えたらうれしいです。
問い合わせ:水産海浜課
【電話】22-9227
