くらし 【Zoom Up】図書館や新庁舎を含む複合施設の整備進む 愛称が「あつめき」に決定

2027年度中の供用開始に向けて建設工事を進めている複合施設の愛称が「あつめき」に決まりました。愛称とロゴマークは複合施設のサインなどに使用し、今後皆さんが誇りと愛着を持てる施設を目指していきます。

中心市街地のシンボルとして、厚木バスセンター東側に図書館や(仮称)未来館、市庁舎、国・県の施設などからなる複合施設を建設しています。完成する施設が多くの方に親しまれるよう、愛称とロゴマークを決定しました。

◆愛着を持てる施設に
愛称は昨年9月に公募し、244点の応募の中から市複合施設愛称選考委員会で優秀作品5点を選出。市民投票の結果、投票総数1989票中、最多680票を集めた「あつめき」に決定しました。
「あつめき」には厚木の地名の由来の一つといわれる「集め木」やときめき、メキメキ成長する力強さ、人を集める場所などの意味が込められています。愛称を基に市が作成したロゴマークは、木の断面やたくさんの人が集まる様子を円で表し、白抜きの形は「あ」をベースにデザイン。右上の星形は「ときめき」を表しています(本紙参照)。

◆複合化で交流を生む
9月に本体建設工事が始まった複合施設は現在、地下を工事するための掘削作業を終え、建物の地下躯体工事に着手しています(下記参照)。施設は、図書館や市庁舎、消防本部などの機能を複合化することで相乗効果を生み出し、利便性の向上を目指します。利用者が集い、交流の場として活用できるスペースも設置します。
今後も市民の皆さんが気軽に立ち寄り充実した時間を過ごせる施設になるよう、27年度中の完成・供用開始に向け、整備を進めていきます。

◆あつめきロゴマーク
・メインカラー…市の花「さつき」の色をベースに、大地に根を張り木を支える根っこの色として、愛称に込められた力強さを表現
・星形のデザイン…市の色の黄緑色をベースに、施設に訪れる人の輝かしい未来を表現

◆人が集う場所に
「あつめき」愛称考案者
三宅 遼さん(40・寿町)
市内で生まれ育ち、一度市外に出ましたが、子育てするタイミングで戻ってきました。広報紙で施設の愛称募集を知り、家族4人それぞれ応募しました。
愛称には、厚木の由来といわれる「集め木」から発想を得て、さまざまな世代の人が集まる施設になってほしいという願いを込めました。
近年、駅前のにぎわいが寂しいと感じています。新たな複合施設は、市庁舎だけでなく、今まで別々だった図書館や科学館などの施設が一つに集約されるので、人が集まる場所になり、多くの交流やまちのにぎわいが生まれてほしいなと思います。「あつめき」が市民の方に親しまれる愛称になるとうれしいです。

[市広報番組あつぎ愛テレビ4/1〜]

問合せ:
中央図書館【電話】223-0033
市街地整備課【電話】225-2470(複合施設の整備)

■完成に向け整備が進む 複合施設本体建設工事
昨年9月に着工した本体建設工事は現在、建物の基礎となる部分の鉄筋の組み立て作業を進めています。

▽進捗(しんちょく)状況
※詳しくは本紙をご覧ください。

▽工事の流れ(予定)
2024年:工事着工
2025~26年:鉄骨躯体工事完了
2026~27年:内外装工事完了
2027年:27年度中に竣工、供用開始

進捗状況は市HPに掲載

問合せ:市街地整備課
【電話】225-2470