子育て 【特集】主な重点事業

■こどもがまんなか 誰もが輝くやさしいまちづくり
いつ起こるかわからない自然災害への備えを強化するとともに、ラディアン・図書館のリニューアルや新庁舎の整備を通じて、「町民が集い・憩う。みんなの居場所となる公園のような施設づくり」を進めます。さらに、すべてのこどもや若者の成長と子育てを地域全体で支える「こどもまんなか 誰もが輝くやさしいまちづくり」の実現を目指し、誰もが健康で安心して暮らせる支援や、町の将来を見据えたスマートな行政運営にも力を注ぎながら、令和7年度の予算を編成しました。

(1)いつ起こるか分からない自然災害への対応力強化
・内水ハザードマップ(浸水想定図)の作成
(500万円)
豪雨時における避難場所の確認や避難ルート検討などの活用のため、想定最大降雨時に浸水が想定される区域や深さを示した内水ハザードマップを作成し、全世帯へ配布します。

・雨水貯留槽設置・雨水止水板等購入補助
(3,357万円)
雨水を水やりや洗車などに利用することで上下水道料金の軽減が図れるほか、降雨時に一時的に溜めることで河川への流出を抑制するため、各家庭への雨水貯留槽設置に対して補助を実施します。
また、集中豪雨による被害軽減対策として、雨水止水板などの購入費を補助します。(関連記事➡本紙P.15)

(2)安全と安心を守り、誰もが利用しやすい「まちの拠点」づくり
・役場新庁舎の整備(令和10年度移転予定)
(1億1,040万円)
新庁舎北棟(本庁舎機能)は、設計と施工を一括発注する「デザインビルド方式」とし、建設に向けた実施設計に取り組みます。

・生涯学習センターの大規模改修(令和11年1月リニューアルオープン予定)
(3,410万円)
竣工後25年を迎えるラディアンの長寿命化に向けて、外壁や屋上防水工事、空調設備・エレベーター更新のほか、特定天井の耐震化や図書館のリニューアルなどの実施設計に取り組みます。
※スケジュールは随時お知らせします。

(3)こどもたちが自分らしく学べる環境整備
・支援教育の充実
(99万円)
各小中学校の「ほっとルーム」*に対し、支援教育補助員を増員します。
*落ち着いた環境の中、自分に合ったペースで学習ができる場

・英語教育の小中一貫の取組による楽しみながら学べる環境構築
(1,022万円)
小学校教員と中学校英語科教員が連携し、小学校で身につけた学びを中学校でも切れ目なく生かせる、楽しみながら学べる環境づくりを進めます。

(4)誰もが健康で安心して暮らせる支援の充実
・産後ケアと女性の健康づくり事業(女性のためのセルフケア教室)
(35万円)
子育てなどで忙しいお母さんたちが、少しでもリフレッシュできるよう、デイサービス型の産後ケアを行います。温かい食事の提供や、お子さんをお預かりして「ほっと一息」つける時間のほか、ご自宅でも取り組めるセルフ
ケア教室も開催します。(関連記事➡本紙P.9)

・こども家庭センター「にのはぐ」と教育委員会との連携による「こどもをまんなか」にしたネットワークづくり
(9万円)
幼・保・小の職員によるネットワークづくりなど、教育委員会をはじめとした関係各課や関係機関の連携をさらに強化し、困り感を抱えるこどもやその家庭に対して切れ目のない支援を充実させます。

(5)こどもの権利と尊厳の尊重
・こどもの権利に関する庁内各課横断による連携と全町的な理解促進
(16万円)
こどもたちが生き生きと活動し、意見が尊重されるまちづくりを目指し、「こどもの権利条例」制定に向けた取り組みを推進します。

・こども版気候市民会議の開催
(9万円)
昨年度に開催した「にのみや気候市民会議」に引き続き、こどもを主役とした「こども版気候市民会議」を開催します。

(6)戦略的なスマート自治体の実現
・町民一人一人のライフスタイルに合わせた情報発信・オンライン手続きの充実
(959万円)
行政サービスや手続きのご案内、災害情報などを迅速かつ的確に届けるため、LINEなどを活用するほか、ワンクリックで知りたい情報にスムーズにアクセスできるよう情報発信力を強化します。

・デジタル技術の活用による業務効率化の推進(生成AIの活用)
(200万円)
生成AIを活用して文書作成や議事録要約などを行い、業務効率を向上することで、複雑かつ重要な業務へ集中することができます。

※万円未満は切り捨てて表示しています。
※金額に人件費は含まれません。

問合せ:企画政策課企画調整班
【電話】71-3312