くらし みんなの思いを形に 上所駅ついに開業

■待望の新駅開業を記念して
3月15日の上所駅開業に先立ち、同9日に新潟ユニゾンプラザで開業式典を開催しました。市長やJR東日本の関係者、地域住民が集まり、待ちに待った新駅の完成を祝いました。

式典では地域の学校を代表して、新潟南高校の生徒が合奏やダンスを披露し、会を盛り上げました。

▽みんなに寄り添う駅に
駅名標をはじめ駅の設備のデザインには、新潟南高校の生徒の意見が取り入れられています。式典で事業経過報告を行った3年生の西野陽仁(はると)さんは「地域に携わり、何か形にしたかったので嬉しいです。いよいよ始まるなという気持ちです」と笑顔で話してくれました。

■駅構内を公開
同日に、地元の人を対象とした現地内覧会も行われ、JR東日本の職員の説明を聞きながら、ホームを歩いたり記念撮影をしたりしました。内覧した宮本真一さんは「きれいな駅舎で明るくていいですね。新潟駅まで行くのに便利になります」と嬉しそうに話していました。
また、地元の上所校区コミュニティ協議会のメンバーで結成された上所駅サポート隊の渡辺豊さんは「朝の歩行者誘導や夜の見回り活動を行います。駅前の美化活動にも取り組んでいきたいです」と力を込めました。

■新潟南高校生の意見が反映されたものに注目!
・信濃川の流れや日本海の雄大さをイメージしたホームのベンチ
・人と人とが手をつなぐイメージでデザインされた乗車駅証明書発行機
※詳しくは本紙をご覧ください。