健康 健康寿命日本一をめざしてみんなでやらんかさ!

こどもも大人もみんが元気な佐渡ヶ島(たからじま)

3月は自殺対策強化月間です。誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現に向け、今月は「こころの健康」についてのお話です。

■子育て世代
◆「産後うつ」って?
症状:
・眠れない
・疲れやすい
・食欲がない
・自分を責める
・何もやる気が起きない
・赤ちゃんがかわいく思えない
・育児ができない など
2週間以上続いていませんか?

出産後は、からだも心もさまざまな変化が現れ、ホルモンバランスや育児による環境変化で、誰もが心が不安定になりやすい時期です。
産後うつは、産後の母親の約10%に起こるとされています。
産後うつは、母親だけではなく、父親にもリスクがあります。
子どもが生まれ、1年未満に精神的な不調を感じる父親の割合は、母親とほぼ同じです。

◆周りの支えがパパやママの心の安心・安定につながります
◇周囲のサポートをうけましょう
・家族や周囲に手伝ってもらいましょう。
・ひとりで抱え込まないで相談しましょう。

◇ママ自身の体の休息が大切です
・日中も赤ちゃんが眠っている間は、ママも一緒に休みましょう。

◇育児や生活がラクになるような工夫をしましょう
・完璧にしようと頑張らなくても大丈夫です。
・何でもひとりでせず、夫や家族、周囲と分担することを考えましょう。

◇地域のサービスを活用しましょう!
・産後ケア事業
・健康相談
・産婦新生児訪問
・赤ちゃん訪問
・子育て支援センター
・一時預かり
・トキの島ファミリー・サポート・センター

厚生労働省「まもろうよこころ SNS相談」
【URL】https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/sns/

■全世代
◆ストレスの対処「3つのR」をこころがけましょう
一般的に、3月は卒業や進学、就職や転勤など、生活環境が大きく変化する時期です。ストレスがかかりやすい時期ですので、小さなストレスのうちに対処しましょう。

毎日の生活の中でストレスは誰にでもあります。基本的なことですが、「3つのR」を心がけることが大切だと言われています。
(1)レスト(Rest)
休息、休養、睡眠

(2)レクリエーション(Recreation)
運動、旅行のような趣味娯楽や気晴らし

(3)リラックス(Relax)
ストレッチ、音楽などのリラクゼーション

ひとりで抱え込まないことが大切です。
考え方を柔軟に変えるようにしたり、おしゃべりや相談をすることも効果的です。

◆あなたはひとりじゃない ~相談窓口の活用を~
◇つらい気持ちを抱えているあなたへ
悩みや不安を話すことで、気持ちが整理されたり、軽くなることがあります。

◇悩んでいる方を支えるあなたへ
悩んでいるご本人が相談したり、受診したりすることが難しい場合、まずはご本人を支える方が相談窓口につながることが大切です。

◇電話相談

◇SNS相談
・厚生労働省 「まもろうよこころ SNS相談」
・厚生労働省 はたらく人の「こころの耳SNS相談」
※二次元コードは本紙をご覧ください。

お問い合わせ:
健康医療対策課【電話】63-3115
子ども若者課子育て支援係【電話】63-3126