くらし 市政懇談会「ざっくばらん」-令和7年度 市政懇談会のまとめ-

令和7年度の市政懇談会は、6月17日(火)〜7月14日(月)に市内4会場で開催し、67人のみなさんに参加いただきました。
今年度は、市長による市政全般の説明とテーマに沿った意見交換を行いました。
各会場でのテーマと意見や質問の中から、いくつかを要約してご紹介します。このほかにいただいた質問や意見も、今後の市政に反映していきます。

■意見交換会テーマ「公共交通政策」
▽路線・市民バスの状況、課題について
利用客の減少や運転手不足などにより、今まで通りの運行方法では維持することが困難であり、大きな転換期を迎えています。

Q 冬期、上越線が運休した際の代替としてバスが選ばれている。どのように交通を維持していくのか。また、デマンド交通の導入計画はあるのか。
A JRに運休しないように要望はしている。令和2年に関越自動車道での立ち往生があってから、車については立ち往生しない体制構築が進んでいる。
デマンド交通は導入する。最適な運行をこれから見つけることが課題。

■意見交換会テーマ「医療のまちづくり」
▽大和地域包括医療センターの移転について
現施設の老朽化などによる問題の解消と大和地域の活性化を図るため移転を進めています。

Q 浦佐駅と大和地域包括医療センターをつなげてしまえばよいのではないか。
A 駅の中が理想だが難しい、医師確保の点でも駅と一体的に近い形を取れれば良い。浦佐駅のエレベーターやロータリーなど、交通やまちづくりと絡めながら進めたい。

■意見交換会テーマ「道の駅」
▽「道の駅 南魚沼」再生整備事業について
国土交通省『「道の駅」第3ステージ応援パッケージ』支援対象駅に選ばれ、国土交通省や関係省庁の伴走型支援を受けながら、「道の駅」南魚沼を拠点としたまちぐるみでの地域活性化に取り組みます。

Q フードコートでなくキッチンカーでよいのではないか。
A 道の駅を特定の利用目的を持たない空間にしたい。誰もが使える場所を提供できれば、さまざまなアイディアに取り組める。

■意見交換会テーマ「子育て」
Q 十日町市の「分じろう」や「十じろう」のような中高生の居場所をつくってほしい。
A 中高生の地域探究事業「Youkeyプロジェクト」の交流拠点となる施設「minamirai(ミナミライ)」が、六日町商店街にオープンした。大人がすべて準備してあげるなど手をかけすぎるのもよくない、大人がおおらかに子どもを見守ることも大切。

Q 完全給食(主食も提供)にしてほしい。
A 調理室の設備や調理業務の見直しなど管理体制に課題があるため、ただちに実施はむずかしいが、今後状況を見ながら検討していきたいと考えている。

問合せ:秘書広報課
【電話】773・6658