- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県田上町
- 広報紙名 : 広報たがみまち きずな 令和7年6月号
■田上町長 佐野 恒雄
青葉鮮やかな6月を迎えました。早いもので今年も半分が過ぎようとしています。もう6月かと思う人もいれば、まだ6月かと思う人も。受け取り方は人それぞれ、全ての人に平等に与えられている時間であっても、時間の感じ方に大きな違いがあることは以前にもお話させていただきました。「大人になるとあっという間に一年が過ぎるのはトキメキがなくなったから~。19歳ぐらいから早く感じる」とはNHKのテレビ番組「チコちゃんに叱られる!」の解説です。
私の中では、トキメキの心は今でも決して失くしてはいないつもりですが、若さのためにも今一度、感性のリフレッシュを図らなければならないかなと思うこの頃です。
間もなく梅雨入りの時期を迎えます。今年も異常気象が続いています。4月、5月も春らしい爽やかな日が少なかったような気がします。ある報道では、こうした異常気象から素晴らしい日本の四季が無くなるのではないかと言われていました。春と秋の期間が徐々に短くなっていわゆる「二季」になってしまうのではないかというのです。そんな異常気象の中ですが、梅雨ともなれば紫陽花の花が雨の日には一層映えて色鮮やかな姿をみせてくれます。
今年の護摩堂山の紫陽花は綺麗に咲いてるだろうか、虫にやられていないだろうかと気になるところです。
今年は、あじさいの見頃を見計らって護摩堂山へ登ってみたいと考えています。
また、6月は次々と薔薇の花が咲いてくれる薔薇の好きな人にとってはたまらない季節でもあります。私も昨年よりは少しは手を掛けてやれたかなと思っているので、どんな風に庭を飾ってくれるか楽しみにしています。きれいに咲いてくれたらきっと胸がトキメクことでしょう。