- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県
- 広報紙名 : 県広報とやま 2025年4月号
4つの重点分野ごとに取り組む、主な事業について紹介します。
■令和7年度一般会計当初予算額
6,006億6,399万円
R6比▲約120億円(▲2.0%)
(1)〜(4)の各内容は、令和6年度11月補正予算(追加提案)・2月補正予算(冒頭提案)を含み16ヵ月予算ベースでは6,411億1,282万円
R6比▲約275億円(▲4.1%)となります。
紙面では、主な事業のみをご紹介しています。
詳細は県HPをご覧ください。二次元コードあり(「令和7年度富山県予算」で検索)
【URL】https://www.pref.toyama.jp/1105/kensei/kenseiunei/zaisei/yosan/r07yosan.html
(1)能登半島地震に係る復旧・復興ロードマップへの対応
能登半島地震からの復旧・復興に最優先で取り組み、今後の災害に備え、「地域防災力の向上」に向けた取組みを進めます。
■災害対応検証を踏まえた地域防災力の向上
●ワンチーム/県・市町村・関係機関の連携強化
▽ワンチーム防災連携の推進 150万円
災害時の行政(県・市町村)と民間団体との連携体制の強化
▽災害対応用の資機材整備 600万円
リエゾン(連絡調整員)の活動に必要な資機材の整備
●人づくり/職員や防災士、自主防災組織等の災害対応力の向上
▽災害対応能力の向上 330万円
市町村との「チームとやま研修」や北陸三県での合同研修等
▽防災士の養成 1,750万円
養成研修の実施回数の拡充
●DX/デジタル技術の活用による災害対応の迅速化・効率化
▽次世代衛星通信サービスの導入 420万円
災害対策本部の通信手段の多様化・多重化
▽国の総合防災情報システムとの連携 700万円
効率的な被害状況等の情報収集・共有体制の構築
●高品質/避難所環境の改善等
▽避難所生活環境の改善 1億2,600万円
TKBS(トイレ、キッチン、ベッド、シャワー)の整備
▽高校等の体育館への空調整備 5,540万円
県立学校等の体育館への空調設備の導入に着手
●官民連携/民間団体や県民参加の災害対応の促進
▽県民との防災ミーティング 400万円
地域住民による主体的な防災活動の実践につなげるための対話を実施
▽四季防災館のリニューアル 3億1,000万円
県民の防災意識の向上を図るためのリニューアル(R8春を予定)を実施
■くらし・生活の再建、公共インフラ等の復旧
▽宅地液状化等の復旧支援 1億8,500万円
液状化被害を受けた宅地の地盤改良等の復旧に対する支援
▽自宅再建の利子助成 3億7,000万円
被災した自宅の再建等をする場合、借入額の利子分を助成
▽県総合福祉会館の復旧 5億960万円
建物の復旧工事と入居団体の一時移転等の経費の助成
■地域産業の再生、北陸全体の復興に向けた連携
▽なりわい再建支援 18億5,000万円
被災した中小企業等の施設・設備の復旧等を支援
▽中小企業制度融資「災害対応資金」の創設 8億円
今後の災害時の備えとして「災害対応資金」を常設(融資枠20億円)
▽関西圏情報発信拠点「HOKURIKU+」での魅力発信 5,000万円
北陸三県での復興をテーマとしたイベント等の開催