- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県氷見市
- 広報紙名 : 広報ひみ 令和7年9月号
■未来へ続く「灘浦みかん」『宇波地区の特産品「灘浦みかん」のブランド化』
布施 直樹(ふせ なおき)
地域おこし協力隊として2年目に入りました。1年目は「灘浦みかん」の栽培技術や生産体制、地域の現状を知ることに時間を割き、多くの事を知ることができました。
活動を通じ、新聞をはじめ、さまざまなメディアで「灘浦みかん」が取り上げられることが増え、徐々に知名度が高まる一方で、生産者の高齢化と後継者不足ということが、大きな課題として存在し続けています。
昨年度、視察先の営農指導員から、みかんは苗木を植えてから約20年たった頃からが、最も品質の良い物が収穫できると学びました。平成18年に「灘浦かんきつ研究会」が設立されてから栽培が本格化した「灘浦みかん」も、まさに節目の20年目を迎えようとしているので、これからがますますブランド価値が高まる良い機会となります。
そのような中、今年度は特に、後継者確保、事業継承、新規植栽に力を入れ、生産力の拡大を第一の目標に活動していきたいと思っております。みかん栽培に興味のある人はぜひお声がけください!お手伝いだけでも結構ですので、一緒に「灘浦みかん」を作りましょう!