- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県砺波市
- 広報紙名 : 広報となみ 令和7年4月号
※「10WAVE」とは、「10波」つまり「となみ」を表しています。
「第2次砺波市総合計画」の3つの基本方針と共通方針の着実な実施に向けて、特に重点的かつ優先的に実施すべき施策である「10WAVE(テンウェーブ)プロジェクト」ごとに主要事業を紹介します。新年度は142事業を予定しており、その波及効果も期待しながら事業の着実な進捗に努めます。
■つなぐWAVE01[子育て応援プロジェクト]
母子保健や子育て支援サービスの充実など、妊娠・出産・子育てに対する切れ目のない支援の充実を図るとともに、保育・幼児教育の充実や幼保の一元化を推進します。
◆主要事業
▽[新]病児保育事業/実施委託事業
病児保育の実施を医療法人に委託します。併せて開設に係る経費を支援します。
▽[拡]産前・産後ヘルパー派遣事業
妊娠中・出産後に家事支援が必要な家庭や多胎出産の家庭にヘルパーを派遣し家事育児支援を行い、安心して子育てできる環境をサポートします。利用年齢を2歳未満まで1年間延長。
▽新生児出産サポート事業
「となみっ子応援基金」を活用し、出産等に係る経済的負担を解消するための経済的支援を行います。
■拓くWAVE02[質の高い学びプロジェクト]
子供たちが、互いに思いやりの心を持ちながら、のびのびとたくましく育つ教育環境を整備し、「知」「徳」「体」のバランスのとれた質の高い教育を目指します。
◆主要事業
▽[新]英語パートナー事業
児童の英語力の向上と教員志望の大学生の資質向上を図るため、近隣大学と連携し、英語を得意とする大学生が小学校で活動します。
▽[拡]海外留学支援奨学資金給付事業
寄附を活用し、本市出身の青少年が国際社会で活躍することを期待し、海外へ留学するために必要な資金を支援します(100万円/1人)。
▽[新]児童生徒用GIGA端末更新事業
1人1台の全タブレット端末を更新し、デジタル教科書や電子黒板を活用した質の高い教育を目指します。
■予算に関するQandA(1)
「予算はどうやって作っているの?」
部署ごとに考えた事業計画を市長や財政担当部署で検討しながら予算案を作ります。使えるお金は限られているので「本当に必要なのか」「何を優先するのか」をよく考えて事業を決めています。
■予算に関するQandA(2)
「市の予算は誰が決めているの?」
作られた予算案を、市議会が審議・議決することで決まります。市議会議員を選ぶのは、市民の皆さんの一票。4月20日(日)は砺波市議会議員選挙です。皆で投票に行こう!(詳細は本紙8ページ)
■支えるWAVE03[健康づくりプロジェクト]
地域との連携・協働による乳幼児から高齢者までのライフステージにあった総合的な健康づくりや予防対策の充実を図ります。地域包括ケアシステムを推進します。
◆主要事業
▽[新]帯状疱疹予防接種費用助成事業
4月から帯状疱疹予防接種が定期接種化されることにあわせて、50歳以上65歳未満の方の任意接種を対象に市独自に費用の一部を助成します。
▽[拡]子どもインフルエンザ予防接種事業
未就学児(新規追加)、小学生及び中学生を対象に、子どもインフルエンザ予防接種費を一部助成します。
▽がん予防検診事業
がんの早期発見を目的として、重点年齢を中心に受診率向上に努めます。
■選ばれるWAVE04[となみ(1073)暮らし応援プロジェクト]
「住みよいまち砺波」を実感し、選び、住み続けてもらうため、移住・定住対策の充実・強化と、「三世代同居・近居」の支援を拡充し、将来の人口減少の抑制を図ります。
◆主要事業
▽[拡]住宅取得支援事業、家賃支援事業
移住・定住の促進を図るため、夫婦のどちらかが39歳以下の世帯や中学生までの子育て世帯が市外から転入して住宅取得や賃貸住宅に住む場合に補助します。
▽[拡]結婚新生活支援事業
新婚世帯に対し、結婚に伴う新生活のスタートアップに係る住宅取得費用等を支援します。
▽[拡]移住・定住引越し支援事業
夫婦及び子育て世帯、Uターン単身世帯の三世代同居を推進するため、引越し費用を支援します。
■魅せるWAVE05[情報発信プロジェクト]
各種広報媒体やSNSを活用した行政情報の速やかな発信と、地域の魅力を積極的に発信します。また、DXを推進し、行政の効率化と市民サービスの向上を図ります。
◆主要事業
▽[拡]スマート窓口対象事務拡大事業
スマート窓口事務(書かない窓口)について、おくやみに関する手続きを拡充し、市民の利便性の向上と来庁時の滞在時間短縮を図ります。
▽[拡]縁結び・交流事業等広告事業
規模を拡大した婚活イベントを実施し、新たにWEBなど各種媒体に広告を掲載します。
▽首都圏・関西圏誘客事業
首都圏・関西圏における砺波市の認知度向上を図るため、SNS等を活用したPRを実施します。