- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県砺波市
- 広報紙名 : 広報となみ 令和7年4月号
■備えるWAVE06[地域防災力プロジェクト]
地域防災力の強化を図り、地域防災体制を充実します。減災対策の充実を図るとともに、災害時に防災拠点となる市役所本庁舎の整備や災害に強いまちづくりに取り組みます。
◆主要事業
▽[新]被災者生活再建支援システム導入事業
災害発生時に現地調査から罹災証明書の発行までを迅速に行うシステムを導入します。また、平時から避難行動要支援者の登録管理を行い、災害時に備えます。
▽[拡]クマ対策推進事業
クマ識別AIカメラ(既存14台に加えて新たに12台を設置)による予防対策や、地域ぐるみによる放任果樹の伐採支援等を行います。
▽[新]水害ハザードマップ作成事業
出町市街地周辺の雨水による浸水リスクと庄川だけでなく中小河川を含めた洪水による浸水リスクを合わせた「水害ハザードマップ」を新たに作成します。
■活かすWAVE07[生活基盤等マネジメントプロジェクト]
公共施設や道路・橋梁、公園、市営住宅等の生活基盤・都市基盤を適正にマネジメントします。持続可能な経営を行い、上下水道施設の整備・更新に取り組みます。
◆主要事業
▽砺波チューリップ公園再整備事業
チューリップ公園南門に隣接する広場の工事を進め、更なるにぎわいや、利便性の向上を目指します。
▽庄川水記念公園再整備事業
旧庄川美術館及び水資料館の跡地エリアの実施設計を行い、庄川水記念公園の再整備を推進します。
▽基幹配水管耐震化工事【水道事業】
基幹配水管を耐震化することで、地震に強く安全・安心な水道水の安定供給に努めます。
■結ぶWAVE08[地域公共交通力プロジェクト]
公共交通の利便性の向上を図り、持続可能な公共交通体系の充実を目指します。また、観光客の利便性を高め魅力的なまちとなるよう、二次交通の充実に取り組みます。
◆主要事業
▽チョイソコとなみ運行事業
地域公共交通の最適化を目指し、市内全域で運行しているチョイソコとなみは、利用者が増加しており、4月から運行便数を拡大します(3便→4便)。
▽親子でおでかけ事業
県内の小学生に公共交通の無料乗車券付きチラシを配布し、利用促進につなげます。
▽城端線・氷見線活性化等調査事業
JR・県・沿線4市において城端線・氷見線の再構築検討に係る活性化に向けた調査等を行います。
■予算に関するQandA(3)
「収入に市債(借金)があるけど大丈夫?」
巿債を発行(借金)することで、多額の公共施設建設費や災害復旧の経費を賄うことができます。また、分割して償還(返済)するため、未来の市民も公平に費用負担することになります。返済額の一部が国から交付される有利な市債もあります。
■予算に関するQandA(4)
「他の主要事業はどこで見られるの?」
市HPで情報を公開しています。右記QRコードからご覧いただけます。令和7年度の砺波市の事業にご期待ください!
※QRコードは、本紙P.7をご覧ください。
■稼ぐWAVE09[産業振興プロジェクト]
農業の6次産業化や農商工の連携により、収益性の高い“稼ぐ”農業の実現に取り組みます。また、企業誘致を推進するとともに、雇用創出に向けて取り組みます。
◆主要事業
▽[新]農福連携環境整備支援事業
障害のある方が働きやすい職場となるよう、農業経営体の作業環境の整備を支援し、農福連携の推進や定着を図ります。
▽商工業振興支援事業
商工業者の育成と企業立地の促進を図るため、必要な助成を行い、商工業振興と雇用機会の拡大を支援します。
▽工業団地造成事業
スマートインター柳瀬工場団地(第2団地)に係る造成工事や企業ニーズ調査を行います。
■受け継ぐWAVE10[循環型社会プロジェクト]
美しい散居景観を特徴づける屋敷林や伝統家屋などを守り、次世代へ引き継き、地球温暖化防止活動や資源の有効活用等を推進し、持続可能な循環型社会の構築を図ります。
◆主要事業
▽[拡]剪定枝リサイクル大作戦
市民が指定場所へ持ち込んだ剪定枝を運搬処理します。また、新たに剪定枝リサイクル肥料の利用促進や剪定枝アロマオイルの販促を行います。
▽公共施設照明LED化事業
水銀灯の生産停止への対応及び省エネによる脱炭素化を図るため、社会体育施設等の照明をリース方式によりLED化します。
▽緑化促進補助事業
花と緑のまちづくり条例及び新砺波市グリーンプランに基づき、緑花の推進と普及を図るため、花苗の配布、花壇の維持管理、花とみどりの少年団等について支援します。
■プラスα[その他の主要事業]
この他にも、事業が盛り沢山。10WAVE事業には含まれない、主な事業をご紹介します。
◆主要事業
▽[新]総合計画策定事業
本市のまちづくりの基本理念や目指すべき将来像を実現するため、第3次砺波市総合計画(R9~R18)の策定を行います。
▽[新]ゴールデンエイジステップアップ補助事業
スポーツ好きな子どもたちを育てる事業に補助金を交付します。ゴールデンエイジ(小学4年~5年)を対象に各分野で活躍している指導者のプログラムを年12回実施します。
▽[新]文書管理適正化事業
既存の書類を削減するため、R7~R9の3か年で、文書管理ルール整備、実態調査等、文書適正化を実施します。