くらし みんなの笑顔

■第57回少年の主張能登地区大会~僕の、私の思い~
・8月5日(火)場所…七尾市文化ホール
少年の主張能登地区大会が開催され、能登地区の中学生代表11人が出場した。
生徒たちは日常生活や社会で学んだことを文章にまとめ、5分間の中で豊かな表現力で発表した。
最優秀賞に、韓国出身の母親とのことを題材に発表した中能登中学校3年の久井侑七さんが選ばれた。優秀賞には、七尾中学校1年の稲田優仁さんと3年の野村虎(こう)さん、中島中学校3年の菊澤光(こう)さんが選ばれ、受賞した4人は8月31日に金沢市で行われる県大会に出場する。

■新国際交流員着任式~10年ぶりの着任~
・8月7日(木)場所…七尾市役所
イギリス出身のヒューベル・アレクサンダー・ニコラスさんが、市にとって10年ぶりとなる国際交流員として着任した。
アレクサンダ―さんは、ワーキングホリデーで北海道を訪れた際、日本語への興味を持った。その後、地元のカーディフ大学へ入学して日本語を習得し、現在は滑らかに日本語を話す。
アレクサンダ―さんは「料理をすることが好きなので、おいしいイギリス料理を市民の皆さんに共有したい。イギリス文化も共有し、皆さんと交流をしたい」と抱負を語った。

■本名陽子さんが絵本を読み聞かせ~美声で笑顔を届ける~
・8月19日(火)場所…市立図書館絵本コーナー
声優・歌手の本名陽子さんが、絵本の読み聞かせと歌を披露した。親子ら約30人が参加し、心地良い声に心温まるひとときを過ごした。
本名さんは、スタジオジブリ作品で自身の代表作「耳をすませば」の絵本の一部を、登場人物によって声色を変えながら読み聞かせし、主題歌「カントリー・ロード」の歌唱を披露した。
このほか「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」の読み聞かせと主題歌の歌唱も行い、会場に笑顔を届けた。

■外国人留学生が日本の食文化に触れる~手作りを楽しむ~
・8月22日(金)場所…能登島向田町集会所
国際交流イベントJAPAN TENTに参加した外国人留学生7人が、能登島で地元食材の加工品を作っている「ねねの会」のメンバーに習いながら、太巻寿司を手作りした。
留学生らは、寿司の巻き方などを丁寧に習い、完成した寿司の断面を見ながら昼食として楽しんだ。
インドネシア出身で金沢工業大学3年のアマンダ・アンリバリさんは、「日本料理を教わって作るのは初めての体験。自分で作って食べることが楽しかった」と笑顔で話した。

■七尾市復興公営住宅の整備に向け基本協定を締結~暮らしの早期復興を目指す~
・8月25日(月)場所…七尾市役所
市は石川県復興公営住宅建設推進協議会と協定を締結し、安定した暮らしの早期復興を目指す。
復興公営住宅には、自治体による直接建設方式と民間事業者などからの買い取り方式がある。市は、田鶴浜地区と和倉・石崎地区の住宅を、協議会からの買い取り方式で整備する。設計から工事までを一貫して、協議会の県内事業者が連携して行うため、早期の住宅整備が可能となる。
協定書に署名した鶴山庄市会長は「定住人口の確保が能登の再生につながる」と言葉に力を込めた。

■専門医が語る大腸がん治療~早期発見・治療のために検診を~
・8月27日(水)場所…矢田郷地区コミュニティセンター
市健康まちづくり推進連絡協議会の合同研修会が開催され、推進員ら170人が大腸がん治療の現状への学びを深めた。
公立能登総合病院外科医の石黒要さんが講師を務め、がん発生のメカニズムや日本での診断率と生存率、大腸がんの予防・治療法について説明した。
石黒さんは、飲酒や肥満などがんの発生リスクを制限しても、完全に予防はできないとし、「大腸がん治療では早期発見・早期治療が重要。ぜひ検診を受けてほしい」と呼び掛けた。

■第77回石川県民スポーツ大会の成績報告~男女ともに総合9位~
・8月29日(金)場所…七尾市役所
七尾市スポーツ協会の國下正英会長ら10人が茶谷市長と八崎教育長を訪れ、七尾市選手団の成績報告を行った。
男子は一般10位、壮年8位で総合9位。女子は一般、壮年ともに9位で総合9位の成績を残した。
種目別では6種目で優勝し、野球(一般男子)とゴルフ(一般女子)が2大会連続で栄冠を手にした。
報告を受けた茶谷市長は「暑い中の参加に感謝。施設の復旧を進めるので、選手の皆さんにはさらに高みを目指してほしい」と期待した。

■学園祭で救急の日イベント~命を助ける行動を身近に~
・8月30日(土)場所…鵬学園高等学校
9月9日の救急の日を前に、学生や地域住民に救急医療への正しい理解と認識を深めてもらおうと、鵬学園高校の学園祭でイベントが行われた。
はしご車の乗車や心肺蘇生法と救急器材の使用、防火服の着用などの体験が行われ、学生や親子連れなど多くの参加者でにぎわった。
参加者は、「AEDの使用法を初めて知った」、「知識を身に付けたことで、今後身近に何かあっても積極的に命を助ける行動ができる気がする」などと話し、救急医療への学びを深めた。