- 発行日 :
- 自治体名 : 石川県七尾市
- 広報紙名 : ななおごころ 広報ななお 令和7年(2025)11月号
七尾市とモントレー市の姉妹都市提携30周年を記念して、七尾市の親善団18人がモントレー市を訪問し旧交を温めました。
9月24日に七尾を出発した親善団は、28日までモントレー市に滞在。モントレー市内や郊外で公共施設などの視察のほか、モントレー市の皆さんとの交流事業へ参加しました。
26日はウェルカムパーティーが開催され、地元高校生のジャズバンドによる演奏などで歓迎を受けました。モントレー市のタイラー・ウィリアムソン市長は「30周年の節目に、七尾から多くの人が訪れたことはとても喜ばしい」と、茶谷市長は「両市の若い世代の交流も活発にしていきたい」とそれぞれあいさつしました。
27日は、姉妹都市提携30周年の記念式典が行われ、市親善団とモントレー市の関係者が節目を祝いました。これまでの交流に対しての感謝状贈呈が行われたほか、タイラー市長と茶谷市長が30周年記念プレートを交換し、両市のさらなる交流を約束しました。
28日は、両市の文化交流と次世代への継承を目的としたイベント「NANAO DAY」が開催され、親善団とモントレー市民が「みなとヨイサ」を踊ったり、モントレー市民が和太鼓演奏を行ったりして親交を深めました。
このほか篠笛演奏や水引細工、お茶会といった文化・芸能活動や能登半島地震の被害状況と復興に向けての取り組みが紹介されました。
■モントレー市との交流の歴史
昭和61年、市民団体が都市再生先進地であるモントレー市を訪問。以来、各種団体による活発な民間交流が行われてきたことをきっかけに平成7年、両市の姉妹都市提携が結ばれました。
モントレー市で行われる世界三大ジャズフェスティバルの一つ「モントレージャズフェスティバル」の名を冠した「モントレージャズフェスティバルイン能登」の開催のほか、これまではジュニアウイングスプログラム(両市の中学生が相互に訪問)などの交流が行われていました。
コロナ禍などもあり、両市の交流は途絶えていましたが、令和5年に茶谷市長らがモントレー市を訪れ、交流の再開に努めることを両市で確認しました。
