- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県敦賀市
- 広報紙名 : 広報つるが 令和7年4月号
令和6年、敦賀市内で自動車に関連する火災が多数発生しました。
見た目からは分からない部分の故障や、整備不足により火災が発生したケースが当たりますので、その対策を紹介します。
■不要なものを置かない
マッチやライターなどの燃料類をはじめ、缶スプレーやペットボトルも置いたままにしないよう気をつけましょう。
ペットボトルの放置は、直射日光でレンズなどのように光を集めて熱を発生させて、近くの紙類や車のシートに着火させてしまう恐れがあります。
■点検を必ず行う
車検のほか、12カ月点検や日常点検をこまめに行いましょう。
特に走行距離の多い車や年式の古い車で起こるケースが多いことから、整備を入念に行いましょう。
■日々のメンテナンスを怠らない
バッテリーが古くなったら新しいものに替える、エンジンオイルなどの油類や消耗部品を定められた時期に交換するなど、推奨されているメンテナンスは怠らずに実施しましょう。
■燃料漏れに気づいたら
引火性の高い燃料が部品から漏れると、排気管や熱せられた部品などに触れて火災につながる場合があります。
エンジンは始動させず、ディーラーや整備工場などに連絡し、対応してもらいましょう。
「車両」の火災とは、廃車両を除いた車両や被けん引車、それらの積載物から出火したものをいいます。「車は燃えにくい」というイメージが強いかもしれませんが、実際には、車両火災は頻繫に起きています。
■車両火災が起きる原因(例)
電気類:バッテリー系統(接続部の緩み)
燃料類:エンジンやゴム管の劣化による漏れ
排気管、車輪:劣化、破損など
問合せ:敦賀消防署予防課
【電話】22-9996