くらし おいしく楽しく食べきろう!

10月は食品ロス削減月間です。
日本では、本来食べられるのに捨てられてしまう食品=食品ロスが、令和5年度に年間464万トン(推計)発生しています。これは、国民1人当たりに換算すると、毎日ご飯茶碗1杯分(約102g)を捨てている計算です。一方で、日本は、多くの食料を海外から輸入しています。また、家計における食費の割合は約4分の1を占めています。日本の大切な文化である「もったいない」のこころを大切に、皆さんそれぞれができることから食品ロス削減に取り組んでみませんか?
福井県では、抽選でお米5kgが当たる「ごみ減量チャレンジ」を実施中。
ごみ減量化につながる行動をするとポイントがもらえる「ふくeco」アプリも展開していますのでそちらもご活用ください。

■家庭でできる食品ロス削減
お買い物では…
・安いからと言って買いすぎないよう注意しよう
・買い物前に冷蔵庫をチェックしよう
調理するときは…
・食べきれる分だけ作ろう
・残った料理はリメイクしよう
食品の保存では…
・冷蔵庫を整理しよう

■3Rについて…
ごみを減らすための3つのキーワードであるReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称です。

▽Reduce(リデュース)
製品を作る時に使う資源の量を少なくすることや、廃棄物の発生を少なくすること。
耐久性の高い製品の提供や製品寿命延長のためのメンテナンス体制の工夫なども取り組みの一つです。
・マイバッグを持って無駄な包装は断る
・詰め替え用の商品を選ぶ
・ばら売りの商品を選ぶ
・簡易包装の商品を選ぶ
・事前に買い物のメモをしていき不必要なものを買わない

▽Reuse(リユース)
使用済製品やその部品などを繰り返し使用すること。
その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、リマニュファクチャリング(※)なども取り組みの一つです。
・要らなくなったものはフリーマーケットなどで必要としている人に譲る
・何度でも使えるリターナブルびんを選ぶ
・壊れても修理に出して長期間使う

▽Recycle(リサイクル)
廃棄物などを資源として再利用すること。
その実現を可能とする製品設計、使用済製品の回収、リサイクル技術・装置の開発なども取り組みの一つです。
・ごみの分別を徹底する
・リサイクルされた商品を選ぶ
・スーパーの店頭などに置いてあるリサイクルボックスを利用する

※使用済み製品や部品を回収し再び部品や製品として再生するプロセスのこと。

問合せ:環境政策課
【電話】22-8185