くらし 消費者センターだより 令和6年度消費生活相談の状況

消費者センターが令和6年度に受け付けた相談件数は112件でした(前年度比9件減)。年代別では、契約当事者が60歳代の相談が最も多く28件(25.0%)でした。化粧品や健康食品の定期購入に関する相談が幅広い年代から寄せられたほか、SNSをきっかけとした契約や点検商法、実在する機関や企業を名乗る不審な電話に関する相談も目立ちました。

■こんな相談がありました
・SNSの広告で「1回限り・解約不要」と書かれていた化粧クリームを注文。1本目が届き代金を支払ったが、その後、同じ商品が3本届いた。実は定期購入契約となっており、初回で解約するには初回特別価格と定価の差額を支払うよう求められた。
・「給湯器の点検」と称する電話があり訪問を了承したが、実際は販売店やメーカーとは関係のない業者だった。
・風呂場の排水溝が詰まり、ネット検索で上位に出てきた業者に依頼。作業を受けたが改善せず、別の方法で対処してもらったところ、高額な料金を請求された。
・動画配信サービス内で紹介されていた充電式草刈り機をネット通販で購入。商品が届き、充電したが作動せず、販売業者とも連絡が取れない。
・「2時間後に電話が使えなくなる」と、国の機関を名乗る不審な電話がかかってきた。

▽契約当事者の年齢別割合

5月は消費者月間です。5月26日(月)~30日(金)までの期間中、市役所1階ロビー「あわら贅沢スペース」にて、消費生活に関するパネル展示を行います。展示を見て簡単なクイズに挑戦した人には啓発グッズを進呈します。ぜひお立ち寄りください。

困ったときは一人で抱え込まず、消費者センターへご相談ください

問合せ:
消費者センター【電話】73-8017【E-mail】[email protected]
消費者ホットライン【電話】188(局番なし)「泣き寝入りは、いやや(188)!」