くらし 空き家リフォームに画像生成AIを活用

福井コンピュータスマート(株)と永平寺町空き家メタバンク実証事業に関する連携協定

■〔全国初〕空き家リフォームに画像生成AIを活用
5月27日、永平寺町と福井コンピュータスマート株式会社が、永平寺町空き家メタバンク実証事業に関する連携協定を締結しました。県によると、県内の空き家の数はおととしの時点でおよそ5万2000戸と、20年前から倍増しており、再活用が課題になっています。全国的に空き家の増加が課題となる中、永平寺町は生成AIを使って、空き家のリフォーム後のイメージ画像などをつくり、再活用を進める実証事業を始めました。
この「永平寺町空き家メタバンク」は、専用のサイトで希望する空き家を選択し、「シンプル」や「和モダン」など4つのスタイルから1つを選ぶと、画像生成AIがリフォーム後の外観や内装など、複数のイメージを作成して提示するもの。協定締結にあたり河合町長は「AIを活用することで物件の価値を再確認できる。空き家の売り手や貸し手が一歩踏み出す後押しになれば」と挨拶。えい住支援課の長瀬課長は「全国的にみても珍しい取り組み。具体的なイメージを持ってもらい、空き家の活用促進につなげていきたい」と話していました。

空き家メタバンクには、県立大学の学生が作った暮らしに役立つ町の情報ウェブマガジンも掲載されており、移住を検討する人の背中を後押しします。
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:えい住支援課
【電話】61-3922