子育て こども家庭センターだより

■身につけよう!こどもの頃からの減塩習慣
町では、令和5年度から3歳児健康診査で、尿中塩分測定を実施しています。尿中の塩分量を測定することで1日の塩分摂取量を推定することができます。3歳児健康診査では、ほぼ全員のお子さんが国の基準値以上という結果が出ています。国の3~5歳児の1日の目標塩分摂取量3.5gに対し、町の3歳児健康診査での平均塩分摂取量は6.4gでした。これは、成人の健康診査での平均塩分摂取量7.6gとあまり変わらない結果でした。
高血圧などの生活習慣病は、大人になってから発症することが多いですが、こどもの頃からの高塩分摂取の積み重ねが影響していることも考えられます。幼児期になると大人と同じような食事をとるようになりますが、そこで濃い味に慣れてしまうと、本来、薄味で美味しいものでも物足りなく感じ、濃い味付けを好むようになります。濃い味の好みが成人期まで続くと、高血圧症などの生活習慣病を発症しやすくなります。
ぜひ家庭での薄味(減塩)を心がけましょう。

問合せ:こども家庭センター
【電話】34–8821