くらし みんなの住む、このまちの未来
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- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県市川三郷町
- 広報紙名 : 広報いちかわみさと 令和7年4月号
市川三郷町第3次総合計画を策定しました
■将来像
ひと・自然・伝統「つなぐ。つながる。」
いちか『わ』みさと
市川三郷町に溢れるたくさんの魅力――
これらを守り、受け継ぎ、育んでいくものとして、
町民一人ひとりが想いを共有し融合する「和」、
出会いや発見に驚く「わっ」、
一つの「輪」となり、つないでいく、
そんな町を目指します。
■目標人口
2020年(令和2年)14,700人
↓
2034年(令和16年)11,974人
このままの推計では、2034年(令和16年)に11,229人になる見込み
◆市川三郷町総合計画とは
総合計画は、今後10年の市川三郷町のありたい姿(将来像)や実現するための取り組みを示す、町政運営の最も基本となる計画であり、町の最上位計画です。
平成29年にスタートした第2次総合計画では、「にぎわいの創出」を重点施策に位置付け、取り組みを推進してきました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大により急速に高まったデジタル化への需要や、本町で令和5年に発出した財政非常事態宣言に紐づく財政状況の改善に向けた抜本的・集中的な取り組み等に迅速に対応していくため、計画期間を2年短縮し、令和7年度を初年度とする第3次総合計画を策定しました。
第3次総合計画は、町の人口戦略プロジェクトである「第3次総合戦略」と「人口ビジョン」を内包しており、人口減少対策や地方創生にも一体的に取り組むことで、より新たな時代に対応した持続可能なまちづくりを目指すこととしています。
◆計画の構成と期間
総合計画は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」の3層で構成しており、それぞれに役割があります。
▽基本構想
10年後(令和16年)の将来像や目指すまちの姿を明らかにし、達成するための6本の基本目標を定めています。
▽基本計画
基本構想の実現のために取り組む政策・施策の推進にあたっての基本的な考え方を示しています。基本計画は、5年ずつ前期と後期に分けて、内容を見直します。
▽実施計画
基本計画に基づく具体的な事業を、到達目標値とともに定めています。
※「第3次総合戦略」の計画期間は、令和7年度から令和11年度までの5年間とします。
◆未来を拓くまちづくり
計画の策定にあたっては令和5年10月に審議会を設置し、1年以上にわたりたくさんの議論を重ねてきました。
策定の過程では、住民ワークショップやアンケート調査、パブリックコメントなど、さまざまな手法により、多くの町民・関係者の皆さんからご意見をいただき、計画に反映しています。
皆さんの手で磨き上げられた第3次総合計画が目指すこれからのまちの姿は、決して行政の力だけでは成しえません。本町に関わるさまざまな人と手を取り、地域全体としてまちづくりに取り組んでいくことで、一人ひとりの生活がより充実した、魅力や希望が「つなぐ。つながる。」町を目指します。
◆リーディングプロジェクト…新たなまちづくりに向けた変化や可能性を導きだす2つの施策
▽稼ぐ力の向上
企業誘致やデジタルの活用等により、雇用の創出と暮らしの充実を目指します。
▽交流人口の創出
町民・企業・行政等との連携強化や観光事業の充実化に取り組み、地域活性化を目指します。
◆6本の基本目標を柱とした施策を展開
1.産業とブランド力
経済の循環を意識した産業の活性化を図り、地域ブランド力の向上と、新しい風を生み出す取り組みを推進します
2.まなびと共生
環境を活かした教育を推進し、子どもから大人まで「まなび」続けることができる環境を整備します
3.福祉と健康
それぞれの立場で思いやりを持って行動し、温もりのあるまちづくりを目指します
4.安全と安心
暮らしの中に安全を確保し、まち全体の備えることへの意識を向上させ、誰もが安心できる環境づくりを推進します
5.住環境と自然環境
自然と共存しながら快適で居心地よい暮しができる環境の維持・充実を図っていきます
6.協働と行政運営
住民のまちづくりへの協働・参画を推進し、さまざまな主体との連携強化に努めるとともに、風通しのよい行財政運営を推進します
問合せ:町政策推進課
【電話】055-272-1103