子育て 食でめざそう!家族のえがお

◆給食費無償化で安心の給食
実りの秋を迎えました。
学校給食センターでは、今年も子どもたちに安全で栄養バランスのとれた給食を届けるため、毎日工夫を重ねています。
物価高騰の影響は給食にも及んでいますが、町の皆さんのご理解とご支援により、今年度から「給食費の無償化」が実現しました。すべての児童や生徒に、安心して給食を提供できる体制が整っています。

◆給食は〝学びの時間〟
給食は単なるお昼ごはんではなく、心と身体を育てる大切な『学びの時間』です。毎月発行している「給食だより」では、旬の食材や献立の工夫を紹介しています。さらに、栄養教諭や栄養士が学校を訪問し、食べ物の栄養や正しい食習慣について、分かりやすく伝えています。
こうした取り組みが、子どもたちの将来の健康を支える基礎となります。
今年も町内小学校の1年生を対象に、給食センター見学を行いました。大きな釜や調理器具に目を輝かせる子どもたちの姿は印象的でした。
一日千食を作る様子を見て「これからも残さず食べたい」と話す児童もいて、食べ物の大切さや、給食を作る人への感謝の気持ちを学んでくれたと思います。

◆地域と一緒に進める食育
全国各地でも、地元食材を使った献立づくりや収穫体験など、さまざまな形で食育が進められています。学校給食センターでも地域の農家や生産者と協力し、旬の味覚を生かした給食を提供し続けます。物価高の中でも知恵と工夫を重ね、これからも温かい食事で子どもたちの健やかな成長を応援していきます。

◆ある日の給食の献立
・茹でもろこし(市川三郷町産)
・ごぼうソテー
・シュガートースト
・みみストローネ

■つくってみよう!おうちDE給食 ~みみストローネ~
【材料4人分】
・サラダ油 適量
・おろしにんにく 少々
・にんじん 1/2本
・玉ねぎ 1ケ
・ベーコン 2枚
・セロリ 3cm
・じゃがいも 1ケ
・ゆで大豆 20g
・みみ 80g
・角切りカットトマト缶 40g
・ケチャップ 大さじ1
・コンソメ 小さじ1
・洋風だし 小さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
・水 600CC
・乾燥パセリ 適量

(1)にんじん・玉ねぎ・じゃがいも、ベーコンを1cm角に切る。
セロリは小口切りで1mm幅に切る。
(2)鍋にサラダ油とおろしにんにくを入れ中火で炒め、香りが出たら玉ねぎ・にんじん・セロリを加えてしんなりするまで炒める。
(3)ベーコンを加え、さらに軽く炒める。
(4)じゃがいも、水、トマト缶、ゆで大豆、コンソメ、洋風だし、ケチャップを加え、具材がやわらかくなるまで中火で煮る。
(5)「みみ」を加え、塩・こしょうで味をととのえる。
(6)器に盛り付け、パセリをかけて完成。

学校給食センター
【電話】48-8316