くらし 3月1日は『山梨いのちの日』、3月は自殺対策強化月間です

山梨県では、毎年多くの方が大切ないのちを自ら絶っています。自殺は、個人の問題と思われがちですが、実際には様々な要因が複雑に関係して、心理的に追い込まれた末の死と言え、誰にでも起こりうる身近な問題です。自殺はその多くが防ぐことができる社会的な問題で、社会の努力で避けることのできる死であることが世界の共通認識となっています。

■自殺のサイン
1.うつ症状がみられる(気分が沈む、自分を責める、能率が落ちる、決断できない、不眠)
2.原因不明の身体の不調が続く
3.酒量が増す
4.安全や健康が保てない
5.仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
6.職場や家庭でサポートが得られない
7.重症の身体の病気にかかる
8.本人にとって価値のあるものを失う(職、地位、家族、財産)
9.自殺を口にする
10.自殺未遂に及ぶ
これらのサインを多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。早めの相談・適切な治療が大切です。

■こころの健康相談統一ダイヤル(自殺防止電話相談)
【電話】0570-064-556(おこなおう まもろうよ こころ)
受付時間:365日24時間体制(但し、平日12~13時を除く)
自殺未遂経験のある方や心に悩みを抱えている方、そのご家族からの相談に応じます。
生きるのがつらいと悩まれている方、あなたの気持ちをお聴かせください。
秘密は守られます。まずはご相談ください。

こころや健康に関すること、各種相談窓口や精神科医療機関の情報については、福祉保健課保健係(【電話】25-4000)までご相談ください。