くらし 市内7地域で受け入れ中 農家民泊事業

長野市では、農山村地域の資源を生かした都市部との交流を通じて、地域の活性化を図るため、農家民泊事業の推進に取り組んでいます。
平成21年に農家民泊の受け入れ窓口として、長野市子ども夢学校受入れ協議会〔事務局:(一社)長野市農業公社〕を設立し、現在は鬼無里・大岡・信里・芋井戸隠・信州新町・若穂・松代の7地域で体験型教育旅行による農家民泊の受け入れを行っています。関東・関西圏を中心に、多い年には年間6,000人以上の子どもたちが訪れており、野菜の収穫や伝統食作りなど、農業や田舎への愛着を育む体験を通じ、地域の皆さんと交流しています。

■大岡地区での受け入れの様子〔7月15日(火)・16日(水) 東京都 成蹊中学校〕
※詳細は本紙をご覧下さい。

◇長野市子ども夢学校受入れ協議会
会長 待井 吉久さん
子どもたちが普段食べている野菜などの生産現場を直接見て、農業に興味を持ってもらえたらうれしいです。そして、楽しい思い出を作り、長野市のファンになって帰ってほしいです。
担い手の高齢化や減少が進んでいる中ではありますが、今後、農家民泊の受け入れ地域や協力農家などを増やしていきたいです。

■農家民泊受け入れ家庭募集!
受け入れ家庭は農家でなくても大丈夫です。皆さんの日常の暮らしが、都市部から訪れる子どもたちにとって貴重な体験になります。家庭も地域も元気になる取り組みに、協力していただける家庭を募集しています。詳しくは市ホームページをご覧ください。

問合せ:農業政策課
【電話】224-5098【FAX】224-5113