- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県上田市
- 広報紙名 : 広報うえだ 令和7年9月号
■高齢者を狙った悪質商法や詐欺にご注意ください!
全国の消費生活センターに寄せられた相談のうち、約3割が65歳以上の方からです。相談内容別でみると、「化粧品」「健康食品」などのインターネット通販(特に定期購入)のトラブル、迷惑メールや不審な電話、架空請求などに関する相談が上位を占めています。
また、高齢者は日中の在宅時間が長いことから、悪質な「訪問販売」や「電話勧誘販売」のターゲットになりやすい傾向にあります。相談の多かった事案をいくつか紹介しますので、手口を知り、被害に遭わないようにしましょう!
●インターネット通販での定期購入トラブル
「初回限定」「定期縛りなし」などと書かれた広告を見てお試しで注文したら、高額な定期購入だった。解約を申し出ると違約金などを請求されます。
●「無料」を強調した屋根工事などの点検商法トラブル
「近所で工事をしている。無料で点検します」と訪問。点検後に「このままだと大変なことになる」と不安をあおり、その場での契約を迫ります。
●SMSやメール、電話をきっかけとした詐欺トラブル
行政や警察、大手事業者などをかたり、金品や個人情報を詐取するものです。
●不用品の買取り(訪問購入)トラブル
不用品(食器・服など)の買取りを口実に来訪。家に上がり込むと「貴金属はないか」と迫り、強引に安価で買い取ろうとします。
●アナログ戻しの契約トラブル
通信事業者をかたり、「光回線をアナログに戻すと料金が安くなる」と勧誘。手続き代行やオプションサービスとして高額な料金を請求されます。
●「確実に儲かる」などと投資を誘う詐欺トラブル
SNSの広告で著名人をかたり、高額な投資を誘い金品を詐取するものです。
不安に思ったり、トラブルになった場合には、一人で悩まず、上田市消費生活センター(【電話】75・2535)や消費者ホットライン(【電話】188)にご相談ください。