- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県上田市
- 広報紙名 : 広報うえだ 令和7年9月号
■乳がんは女性が最もなりやすいがんです
女性の9人に1人が乳がんになるといわれています。特に40~50代の女性のがん死亡原因の1位となっており、女性にとって身近な病気といえます。乳がんは初期の段階で治療すれば高い確率で治癒するとされていますが、初期の乳がんには自覚症状がほとんどありません。
自覚症状がない時期のがんを早期に発見し治療するためには、定期的に検診を受診することが大切です。
■定期的に乳がん検診を受診しましょう!
乳がん検診(マンモグラフィ検査)は乳房を専用の機械で挟み、レントゲン撮影をするもので、「死亡率を減少させることが科学的に証明された」有効な検診です。40歳以上の女性は、2年に1度の受診間隔が推奨されています。
対象年齢の女性は定期的に検診を受けましょう。
■ブレスト・アウェアネスを知っていますか?
自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といい、乳がんの早期発見・診断・治療につながる、女性にとって非常に重要な生活習慣です。
「いつもと変わりはないか」気軽な気持ちで取り組んでみませんか?
■ブレスト・アウェアネスの4つのポイント
(1)自分の乳房の状態を知るために、日頃から自分の乳房を見て、触って、感じる(乳房のセルフチェック)
(2)気を付けるべき乳房の変化を知る(しこりや血性の乳頭分泌など)
(3)変化に気が付いたら、すぐに医療機関を受診する
(4)40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受ける
問合せ:健康推進課
【電話】28・7124