- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県塩尻市
- 広報紙名 : 広報しおじり 令和7年3月号
■健康づくりが地域に広がる
◆進んでいく高齢化
日本の人口は年々減少しており、2070年には総人口が9000万人を割り込み、高齢化率は39%ほどになると推計されています。団塊ジュニアが65歳以上になる2040年以降、現役世代である働き手、支え手がより一層減っていくと考えられています。
◆健康寿命延伸のために活動費の補助を開始
本市においても、現役世代の減少によるヘルパーの不足や介護保険サービス事業所の閉鎖など、影響が出てきています。高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、介護予防の強化により、元気な高齢者が社会で力を発揮し、自立した生活を送れるようにすることが重要です。
本市では、家族や友人、地域とつながり、支え合いながら、生きがいを持って生き生きと自分らしく暮らせるまちを目指し、介護予防につながる多様な場の創出を支援しています。令和6年度からは、高齢者の介護予防および健康づくり、地域での仲間づくりを推進するため、運動機能向上の活動を行う市内の団体に対し、活動費の補助を始めました。
◆地域での継続した健康づくりが大切
「長野県高齢者生活・介護に関する実態調査」における、高齢者の趣味や生きがい、外出状況などは県の平均値と比べると本市の値は良好です。しかし、生きがいづくりの事業や社会参加の取り組みについては、参加者の広がりが十分でないなどの課題があります。
平均寿命と健康寿命の差(グラフ参照)を縮め、生涯にわたって生き生きとした生活を送るためには、高齢者自身が、社会参加や健康づくり、介護予防の必要性を認識し、継続的に取り組むことが大切です。まずは、身近な地域にある活動団体に参加することが健康への近道の一つです。皆さんも一歩踏み出してみませんか。
▽グラフ 平均寿命と健康寿命の差
参考:厚生労働省 令和4年簡易生命表、国民生活基礎調査
■Pick up! 高出いきいき体操クラブ
◇まず一歩、外へ出ることが大切
介護予防教室のいきいき貯筋倶楽部に参加していた有志で立ち上げた、高出いきいき体操クラブ。現在は60~80歳代の約20人で活動しています。「集まってまず始めにすることはおしゃべり」と、運動だけでなくおしゃべりも楽しみに参加している人がほとんどです。
時間になると、まずラジオ体操や手と頭の体操などで体をほぐし、その後は最近の音楽に合わせて椅子に座ってダンスをします。先生の動きを見ながら、3カ月に1曲のペースで振り付けを覚えます。「先生がいつも笑わせてくれるので、楽しく運動を続けられる」と笑顔の皆さん。「普段体を動かすことがあまりないので、まずは一歩外に出ることが大切」と代表の中村さんはほほ笑みます。
◇随時会員募集中!
活動日時:毎週木曜日 午前10時~11時
場所:高出第二公民館
問い合わせ先:中村さん
【電話】0263-52-4147
■市友連 健康教室
本市の各地区にあるシニアクラブの連合会である「塩尻市友愛クラブ連合会」では、年2回の健康教室や、保健体育事業としてグラウンドゴルフ大会やマレットゴルフ大会などを開催しています。詳細は、広報塩尻3月号に折り込まれている「いちい」をご覧ください。
■地域介護予防活動支援事業補助金
6年度から、市民による介護予防の活動を行う団体を支援し、地域における高齢者の介護予防および健康づくりを推進しています。
「高出いきいき体操クラブ」「竹の子クラブ」など、運動機能向上の活動を行う市内の10団体に対して、講師謝礼および会場使用料などの活動費を補助しています。7年度以降の補助金については、広報塩尻や市ホームページなどでお知らせします。
■Pick up! 竹の子クラブ
◇いつまでも楽しく健康でいるために
週2回、広丘体育館で活動中の竹の子クラブ。体力づくりを目的に30年以上前に発足し、現在は50~80歳代の12人で活動しています。始めにラジオ体操で体をほぐし、月・水曜日の午前はミニバレー、水曜日の午後はバドミントンを行っています。
クラブに参加するようになってからの体の変化をお聞きすると、「体力も付き、身軽に動けるようになった」「動いていると膝の痛みが気にならない」「楽しくおしゃべりするだけでも精神的に良く、フレイル予防になっている」と皆さんうれしそうに答えてくれました。「ここに来てみんなで話して笑い合うのがいいのよね~」と、背筋もピンッと伸びていて、年齢を感じさせない若々しさとパワフルさにとても驚きます。
現状の課題は、仲間集め。「楽しく笑いの多いクラブ。みんな思いやりもあり、ミスしても気にしない。ぜひ加入してほしい」と皆さん新しい仲間が増えることを心待ちにしています。
◇活動日時 ―仲間を募集しています!一緒に体を動かしましょう!―
ミニバレー:毎週月・水曜日 午前10時半~午後0時半
バドミントン:毎週水曜日 午後1時~3時
※参加希望者は、活動日時に直接広丘体育館へお越しください。
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問合せ:地域共生推進課高齢支援係
【電話】0263-52-0280(内線2127)