- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県東御市
- 広報紙名 : 市報とうみ 2025年3月号
東御市へ来た方、戻ってきた方から、選んだ理由や魅力を紹介します。
今月は、大阪府から移住して9年の村山さんに“とうみ”での生活や移住のきっかけについて教えていただきました。
・村山 公基(むらやま こうき)さん(寺坂)
大阪出身
Iターン
初めまして。移住9年目のドメーヌムラヤマの村山です。大阪にいた時はダブルワークでワインの仕事をしていました。日本のワインがすごく美味しいものが出てきて、このクオリティなら作ってもいいと思い、どこで作れるか考えるようになりました。
僕は幼少期を田舎で育ったこともあり、田舎や田舎の人がとても好きで、自分の子どもも幼少期は田舎で育てたいと思っていました。その二つの事が引き金となり、仕事をやめて移住をしようと決めました。
良いぶどうがとれる場所として長野県か北海道が候補にあがりましたが、東御市はたくさんの若い方が移住しており、東京にも近く、初めてでも移住しやすい。雪もそこまで積もらないことや、ぶどうも良いものがとれるほか、野菜や米も美味しいことに感動し東御市に移住を決めました。
9年目で仕事は少しずつ安定してきました。今後は、農作業の体験やお手伝い、取引先の方などを対象としたワイナリー兼宿泊施設を建てようと進めています。若い人に農業に触れてもらうことで、魅力を知ってもらい、農業の仕事をして欲しいと思っています。
また、野菜やその他色々なものを作っていますが、最近は「まめ参」というチームで醤油を作っています。大豆、麦を自然栽培して、湧水、ナチュラルソルトを使い、麹も自分たちでおこして醤油を作っています。お客様に自分で醤油を作ってもらう体験型でやっています。
年齢もいい年なので農業、ワイン、宿泊に興味のある人を募集しようと考え中です。