- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県東御市
- 広報紙名 : 市報とうみ 2025年7月号
■隊員の活動を紹介します
◇芸術むら公園で「親子まんきつツアー」を開催!
・文化振興支援
小沢 和実(おざわ なごみ)隊員
初夏の風が心地よい6月某日、芸術むら公園で「親子まんきつツアー」を開催しました。県内外から3組の親子が参加し、公園の自然・食・アート・温泉を満喫しました。ツアーは、「コミュニティcafé まる屋」での野菜のランチからスタートし、「梅野記念絵画館」では親子向けの企画展で対話鑑賞に挑戦。「明神館」のお風呂でくつろいだ後、「問tou」のケーキとドリンクで締めくくりました。
春の芸術むら公園は、親子連れに人気の季節。絵画館でも毎年この時期に、親子向けの企画展を開催しており、今年は私が学芸員として企画を担当しました。「もっと気軽にご家族で美術館を訪れてほしい!」という思いから、絵画館を含め、公園全体の魅力を体感できる「春限定の親子向けの過ごし方」を将来的に提案したいと考え、今回モニターツアーとして本イベントを実施しました。
参加者の方からは「安心して美術館を楽しめた」「公園の新たな魅力を発見できた」とのお声をいただきました。
来年度も、絵画館で親子向けの企画展を開催予定ですので、その際には親子の方々に「公園での過ごし方」を実際に楽しんでいただけるよう、ご意見を活かしながら企画していきたいです。
◇湯の丸高原のライブカメラで東御市の魅力を発信中!
・観光振興担当
白倉 公隆(しらくら きみたか)隊員
「東御市って今まで知らなかったけど、来てみたら自然豊かで人も温かく、とても良いところですね」。観光窓口でよく耳にするこの言葉に、「そうなんです!」とうれしく思う反面、やはりまだまだ知られていないのだなぁと実感する瞬間でもあります。
もっと多くの人に東御市を知ってもらい、実際に訪れて五感でその魅力を感じてほしい。そんな想いから、今回、東御市をより身近に感じてもらえるきっかけとなるよう、湯の丸高原にライブカメラを設置しました。
湯の丸高原は、6~8月のグリーンシーズンだけで約22万人もの方が訪れる、東御市の中でも比較的、認知度が高い観光地です。6月には国の天然記念物である約60万株のレンゲツツジが咲き誇り、7月以降も池の平湿原を中心に数々の高山植物が訪れる人々を楽しませてくれます。
このライブカメラを通して、朱色のレンゲツツジと山々の風景はもちろん、普段なかなか見ることができない早朝や夕暮れの風景もご覧いただけます。ライブカメラが、湯の丸高原への興味をさらに深めるきっかけとなり、そこから東御市内の他の魅力的なスポットへと関心が広がっていけば良いと思っています。
「まずは知ってもらう」ことから、やがて「行ってみたい」という気持ちへ。そうなるように、これからも東御市の良さを伝えるデジタルコンテンツの充実を図っていきたいと思います。
編集担当・地域づくり特任支援員 小林