くらし 秋こそ勝負のとき アレチウリの駆除は「9月」が大切!

特定外来生物のアレチウリは、強い繁殖力から生態系や生活環境を及ぼす恐れがあります。
特に9月以降は果実が実り、種子が拡散しやすくなるため、これ以上繁殖を広げないよう、この時期に積極的に駆除しましょう!

■アレチウリの特徴
生育速度が非常に速いつる性植物で、長さ数m~十数mになります。他の植物を覆うように成長し、在来種の成長を妨げます。花期は8~10月で、黄白色の小さな花を咲かせ、果実は9月下旬に成熟します。1つの株で5000個以上の種子を生産することもあり、放置すると翌年以降も発芽します。

■駆除の仕方
◇抜き取り
一年草のため、根ごと抜きとることで確実に駆除できます。まだ広範囲に広がっていない場合が効果的です。

◇刈り取り
広範囲の場合は、刈払機などで地上部を刈り取る方法も有効的です。開花結実を抑制し、土壌への種子供給を減らす効果があります。

※葉や茎には毛、果実にはトゲがあるため、作業には革手袋等を着用してください。
※除草剤の散布も有効です(除草剤の提供、手動散布機の貸し出しを行っています)。
詳細は生活環境課までお問い合わせください。

■処分の仕方
駆除したアレチウリは、花や果実が飛び散らないよう、密閉できる袋に入れて枯らしてください。
なお、可燃ごみ袋で処分できる程度の量については、通常のごみ出しルールにしたがって、ゴミステーションへ出すことができます。多量の場合は、事前に生活環境課までご相談ください。

・アレチウリの駆除動画もぜひご覧ください!
※二次元コードは本紙参照

■他にも注意するべき外来生物 ニワウルシ
◇特徴
生育速度が非常に速く、1年で1~1.5mになります。種子が風に乗り遠くまで拡がり、地下の根からも芽を出します。

◇駆除の仕方
大きくなる前の駆除が重要です。伐採後の切り株から再び芽が出てくるので、切り株への除草剤の塗布や散布を行ってください。

問い合わせ先:生活環境課 生活環境係
【電話】64-5896