くらし 地域おこし協力隊だより

■赤澤友介隊員
▽私がサウナを好きな理由と上松での生活でなくてはならない存在
昨シーズンの冬は仕事で野沢温泉村に滞在し、豪雪と極寒を経験しましたが、不思議なことに上松町の冬のほうが寒く感じます。理由を考えてみると、野沢温泉村では毎日温泉に入っていたため、体がポカポカして寒さをそれほど感じなかったのかもしれません。温泉の力は偉大ですね!そんなことを考えながら、すぐに「ポカポカする=サウナ」と連想してしまう私は、もはや立派なサウナ脳(笑)。そこで今回は、「私がなぜサウナを好きなのか」と「上松で出会った至高の名湯」についてお話ししたいと思います。

私がサウナを愛する理由は、頭を整理し、リフレッシュするための大切な時間を提供してくれるからです。日々の生活の中で、仕事や勉強で得た情報や考え事が頭の中を行き交い、整理が必要な時があります。そんなとき、私はサウナへ行きます。
サウナ室内では、インプットした知識や情報を整理する時間にしたり、新しいプロジェクトを練ったり、これまでの自分の行動を振り返るなど、少し俯瞰して物事を考える場として活用しています。サウナ→水風呂→外気浴のサイクルを繰り返すうちに、頭の中がクリアになり、考えが整理されるだけでなく、新しいアイデアが生まれることもあります。こうして定期的にサウナに通うようになり、いつの間にかサウナは私の生活の一部となりました。

そんな私が上松町に来て最初に感じた困難は、日常的に通えるサウナがないことでした。(この課題を解決すべく、現在「上松サウナクラブ」で奮闘中です。笑)
そんな中、私が出会ったのが「棧温泉」です。この温泉での温冷浴は格別で、他では味わえない爽快感と満足感を得ることができます。サウナなしで温冷浴だけで「ととのう」感覚を味わえたのは、私にとって初めての経験でした。この体験は、サウナで「ととのう」という概念を覆すほどの衝撃で、今では棧温泉が私にとって欠かせない存在となっています。

「ととのう」という体験が、皆さんの生活にもぜひ取り入れられたら嬉しいです。
生活の中に少しでも癒しとリフレッシュの時間を取り入れてみませんか?