- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県上松町
- 広報紙名 : 広報あげまつ 令和7年9月号(736号)
8月31日(日)に第39回上松町総合防災訓練を実施しました。
今回の訓練は、災害時に地区住民同士で声を掛け合いながら指定緊急避難場所または地区が定めた避難場所へ避難をすることで、「自助」「共助」意識が向上することを目的に、第6ブロック(荻原、立町、倉本地区)を対象にした巨大地震を想定した避難訓練と消火栓使用訓練を行いました。
また、町職員は地震発生直後の各組織、機関との連携を含めた初動対応確認と震災後の初期対応訓練として、消防団、建設協会と一緒に避難所設営訓練や情報共有訓練、土のう作成・設置訓練等を行いました。
訓練の最後には、特定非営利活動法人長野県砂防ボランティア協会による防災講演会と木曽消防署によるAED使用、止血法の各講習会が行われ、参加した方達は、防災マップの重要性や人命救助の仕方を学び、自助・共助の意識を高めました。
今回の訓練には、100世帯124名の方が住民避難訓練に参加され、消防団をはじめ関係団体の方々の協力もあり、予定していた訓練を無事終了しました。
今後さらに高齢化が進むと予想される中で、災害時における地域の助け合いは不可欠であり、自助と共助を実践し備える防災訓練を繰り返し実施する必要がありますので、皆様のご理解とご参加をお願い致します。
今回は、避難訓練として、住民の皆さんには「指定緊急避難場所」に避難していただきました。指定緊急避難場所は、住民の皆さんが災害の危険から命を守るために、緊急的に避難する場所となります。
町では、災害が発生する恐れがあると判断した場合には、指定避難所を開設して、住民の皆さんに早め早めの避難を呼びかけるよう努めていますので、避難が必要と感じた場合には、直接、町が開設する指定避難所へ避難していただくようお願い致します。
避難にあたっては、ハザードマップを確認して頂き、家のある場所に色が塗られている場合は、災害の危険があるので、原則として、安全な場所への避難が必要です。
なお、避難の方法は、必ずしも避難所へ行くことだけではなく、安全を確保しながら、安全な場所に住む親戚や知人宅に避難することなども考えていただき、日頃から連絡をとって相談しておきましょう。
